「見てるこっちが恥ずかしくなる」石原さとみのオーバーな演技にツッコミが続出した『高嶺の花』9話
9月12日夜10時から第10話が放送される、石原さとみ主演の『高嶺の花』(日本テレビ系)。視聴率は初回11.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)、第2話9.6%、第3話8.2%、第4話9.2%、第5話8.2%、第6話7.8%、第7話9.9%、第8話9.3%、第9話9.9%と推移している。
同作は、美貌・財力・才能、全てを兼ね備えた令嬢・月島もも(石原さとみ)が主人公。そんなももの前に現れたのが、小さな商店街で自転車店を営んでいる風間直人(峯田和伸)。住む世界がまったく異なるももと直人だったが、いつしか2人は究極の格差恋愛に落ちていく、というストーリーだ。
第9話では、京都神宮流の次の家元を決める「俎上」が、龍一(千葉雄大)と兵馬(大貫勇輔)の間で行われた。これまで票固めに奔走していた龍一だったが、票を入れてもらう約束をしていた市松(小日向文世)が欠席。そこで、ももとなな(芳根京子)が代理を務めることになり、市松の代わりに次の家元の“なな”が投票を行うことに。
龍一に好意を寄せているななだったが、母のルリ子(戸田菜穂)と龍一の密会を目撃してしまった日から、さまざまな感情を抱いていた。一方、龍一は「ななは自分に票を入れてくれないのではないか」と、動揺を隠せない。そんな中、兵馬が「父の票を龍一に」と全員の前で宣言し、入院中である家元の一票を龍一に差し出してきた。市松の欠席により結果が読めなくなっていた龍一だったが、「バカが。これで月島の票がどう転んでも勝ちは決まった」と、心の中で本音を漏らす。
しかし、互いの作品が完成し投票が始まると、龍一が取り込んでいたはずの理事たちも兵馬を支持。結局、なな以外の全員が兵馬に票を投じ、次期家元は兵馬に決定。すると、家元になるためだけに奔走してきた龍一は、その夢を絶たれ途方に暮れてしまう。ももはそんな龍一を励まそうと声をかけるが、「もう俺にはどうでもいいことだ」と吹っ切れた様子を見せる。そして、ある“衝撃の事実”をももに告げるのだった。
「以前も描かれてきましたが、ももは市松の子どもではありません。月島家で行われた『俎上』が周到に準備された“出来レース”だと知ったももは、直人まで巻き込んで荒れていく、酔っぱらって当たり散らすシーンでは、いささかオーバーすぎる演技を披露。ネット上には『石原さとみに感情豊かな役は無理があるでしょ。見てるこっちが恥ずかしくなる』『荒れてる姿を見るとお嬢様設定が嘘みたい。もっと演技の仕方あるんじゃないの?』と厳しい声が上がっていました」(芸能ライター)
最終回では、龍一とともに生きる決意をしたななが、月島を離れることに。一方、ななの破門を知ったももは、どうにか思いとどまらせようと説得するが、ななの意志は固く、揺るぐことはなかった。そして、市松から正式に次期家元になることを認められたももは、ななの代わりを務めることを決意。直人を呼び出して、これまでの感謝の思いと別れの言葉を伝えようとするのだった。
「次が最終回とは思えないほどのドタバタ展開で幕を閉じた第9話。視聴者からは『これで次が最終回なんて絶対キレイにまとまらない』『唐突な展開で無理やりハッピーエンドにするだろうね。ツッコミどころが多そう』と心配する声も」(同)
視聴者はどんな流れでハッピーエンドに繋がるかを期待している様子。絶望のどん底にいるももが立ち直っていくために、直人はどう関わっていくのか注目だ。