Hey!Say!JUMP・伊野尾慧、夏休み明けの学生に「学校行かなくてもいい」と伝える切実なワケ
Hey!Say!JUMPの八乙女光と伊野尾慧がパーソナリティを務めている午後8時台の生放送ラジオ『らじらー!サタデー!』(NHKラジオ第1)。放送当日の9月1日、武蔵の森総合スポーツプラザで『Hey!Say!JUMP LIVE TOUR SENSE or LOVE』ライブを終えたばかりの2人は、そのまま会場の客席からラジオを放送した。
コンサートが終わってまだ40分ほどしかたっていないようだが、シャワーを浴びて反省会に出席してから、この放送を迎えたという2人。格好は上下スウェットとのことで、リラックスしている様子だ。伊野尾は「コンサート終わりのこの『らじらー!』が始まると、あぁツアー始まったなぁ! って、ちょっと思いますよね」と、2人にとっては生放送のラジオもツアーの一部分となっているようだ。「毎週毎週、(ツアーで)いろんな地方を回るんだけど『らじらー!』のスタッフの皆さんもね、同じように地方に回ってね、いろんな会場からお送りするんでね」と、さまざまな会場から生放送ラジオをお届けする予定だと報告した。
また9月に入り、学生の多くは新学期が始まる時期。そこで、昨年のラジオで伊野尾が発した「学校がすべてではない」という言葉に救われ、今では楽しくフリースクールに通っているというリスナーからのメッセージが紹介された。「夏休み明けは学生の自殺が一番多い時期です。休むという自分を守る選択もあることを伝えたくて『らじらー!』に投稿しました。どうか自分を守る選択、または自分の子どもを守る選択があることが1人でも多くの人に届き、笑顔でいられますように」という内容を読み上げた伊野尾は、「夏休み、今日で明けてますけど。やっぱりこう学校に行かない期間が長くなると『ちょっと行きたくないな~』とか、やっぱり学校で嫌な思いがあると『行きづらいな』って思ってしまう人も、たぶん多くの学生さんいたらね、少なからずいると思うんですよ」とコメント。
そして「そういう時は、僕は別に(学校に)行かなくてもいい! うん、『行かない』っていう選択肢をとることも時には大事かなと思って。そういう時にでも、やっぱり1人で抱え込むんじゃなくて、休むっていう選択をするんであれば家族だったり、友人だったり先生だったり、きっと周りに誰かしら必ず支えてくれる、助けてくれる人がいると思うので。そういう方々に少しでもね、相談したりとかして」と、学校に行くことを不安に思っているリスナーに向けて、温かいメッセージを続けた。
また「学校がすべてではないって、僕は本当に思ってるので。なんか好きな習い事だったりとか、なんだろう。塾だったりとか、なんかわかんないけどさ、ほかにもたくさん楽しいこといっぱいあると思うんで。そういうところに全力投球したりとか。学校行かなくてもね、あの高校卒業の資格取ろうと思えばね、そういう試験もありますからね」と伊野尾は語り、ファンからは「『学校がすべてじゃない』、これ名言だ。この言葉に助けられた」「もう何だろう……心が軽くなった気がした」「たくさん救われたよ……」という声が多く集まっていた。
学生など若いファンが多いHey!Say!JUMP。伊野尾や八乙女の言葉が響いたファンが多くいたようだ。
(華山いの)