「言葉のチョイスが……」「なんて寒いセリフ」『高嶺の花』8話、直人の言葉に苦笑続出
9月5日夜10時から第9話が放送される、石原さとみ主演の『高嶺の花』(日本テレビ系)。視聴率は初回11.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)、第2話9.6%、第3話8.2%、第4話9.2%、第5話8.2%、第6話7.8%、第7話9.9%、第8話9.3%と推移している。
同作は、美貌・財力・才能、全てを兼ね備えた令嬢・月島もも(石原さとみ)が主人公。そんなももの前に現れたのが、小さな商店街で自転車店を営んでいる風間直人(峯田和伸)。住む世界がまったく異なるももと直人だったが、いつしか2人は究極の格差恋愛に落ちていく、というストーリーだ。
第8話では、ももと義妹・なな(芳根京子)の技量を見極める「俎上」が行われることに。ランダムで選ばれた6人の師範と市松(小日向文世)が、2人の作品を見てどちらが次の家元にふさわしいかを決定するのだが、俎上に参加する師範は、ななの実母・ルリ子(戸田菜穂)の息がかかった者ばかり。しかし市松は、「ももとななが花を生ける様子を非公開にする」と宣言。どちらが生けたのかわからない状態で投票をすることになってしまい、ななを勝たせようと必死なルリ子は、思わず慌ててしまう。
一方、見学に来ていた兵馬(大貫勇輔)には市松の狙いがわかっていたようで、「師範たちでは姉妹どちらの作品かは判別しかねる」と断言。そして、2人の作品を見極められるのは市松だけであるため、師範たちは責任逃れをするはずだと予想した。結局、兵馬の読み通り投票は3対3の同数になり、どちらを家元に選ぶかは市松の判断に委ねられることになるのだった。
「ももとななが白熱のバトルを繰り広げる一方、直人は図書館で生け花の本を何冊も借りていました。ももの苦悩を理解しようと努力する直人に、店番の秋保(髙橋ひかる)は『芸術家の悩みなんかわからないでしょ』と、あきれた姿を見せます。すると直人は『俺からしたら、女はみんな芸術家さ』と返答。歯の浮くようなセリフに、『なんて寒いセリフなんだ(笑)』『言葉のチョイスが古すぎてイタイ……』と苦笑する視聴者が続出しています。また90年代に一世を風靡した野島伸司の脚本ということから、『いかにも野島だなーって感じのセリフ』『また野島伸司の謎哲学が始まったよ』とツッコむ声も少なくありません」(芸能ライター)
第9話では、京都神宮流の次の家元を決める「俎上」が、龍一(千葉雄大)と兵馬の間で行われることに。これまで票固めに奔走していた龍一だが、ももとななの決着次第では結果が読めなくなってしまう。しかし、次の家元には“なな”が選ばれ、最終的には龍一に対してさまざまな思いを秘めたななの1票が、命運を分けることに。
「予告映像では、ももが市松に『私は、お家元の娘じゃないんですね』と詰め寄るシーンが。回を増すごとにドロドロとしていく展開に、『これは全員が幸せになることはなさそう』『ももと直人以外の人がどんなラストを迎えるのか気になるわ』と期待する声が上がっています」(同)
さまざまな思惑の中に放り出され、精神的に追い込まれてしまったもも。ここから直人がどう動いていくのかも見どころだ。