「いろいろ起こりすぎてついて行けない」『チア☆ダン』急展開の連続に視聴者困惑!?
8月31日夜10時から第8話が放送される、土屋太鳳主演のドラマ『チア☆ダン』(TBS系)。視聴率は第1話8.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)、第2話8.6%、第3話では6.6%、第4話7.3%、第5話5.5%、第6話6.1%、第7話7.1%となっている。
同ドラマは、大ヒット映画『チア☆ダン 女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話』の続編にあたる物語。全米大会を制覇したチアダンス部「JETS」にあこがれた藤谷わかば(土屋)が、チアダンス部・ロケッツを立ち上げ全米大会を目指すというストーリーだ。
第7話では、「北信越チャレンジカップ」という大会に出場することが決まり、練習に力を入れるわかばたちの姿が描かれる。その大会にはJETSが出場しないということもあって、わかばたちは優勝を目指すことに。一方、交通事故でけがをした顧問の太郎(オダギリジョー)はリハビリを進め、部員たちとはノートを通じて交流を続けていた。
すると、顧問代理を務める教頭(木下ほうか)は、学業以外の時間はすべてチアに捧げるべきという理由で、ロケッツのメンバーに恋愛禁止を命令。しかし、そのルールはいまいち守られる気配がなく、汐里(石井杏奈)は今まで通り春馬(清水尋也)に黄色い声を上げていた。一方の麻子(佐久間由衣)も、突然連絡先を渡してきた後輩男子が気になって練習に身が入らなくなってしまう。
そんな中、妙子(大友花恋)の父が腰を痛め、中華料理店の営業が困難に。店の手伝いで忙しくなってしまった妙子は、週末だけ練習に参加していたが、なかなか上達できないでいた。すると妙子は、これ以上他メンバーに迷惑をかけまいと、自ら大会出場を辞退することに。しかし、どうしても妙子を諦めきれないわかばは、「みんなで店を手伝おう」と、メンバーたちに提案。交代して店番をすることで妙子がダンスの練習に時間を費やせるようになった結果、ロケッツは大会で優勝を勝ち取るのだった。
「初めてロケッツが優勝を勝ち取る大事なエピソードでしたが、視聴者からは『展開が早すぎる』『先週くらいからいろいろ起こりすぎてついて行けない』『いつの間にか優勝しててなんか喜べなかった……』『こないだまで初心者ばっかりのはずだったのに』と困惑の声が続出。ドラマ序盤ではチアダンス部設立までが丁寧に描かれていたのに、後半になって時間の進みが速くなってしまったことで視聴者は戸惑っているのでしょう」(芸能ライター)
第8話では、「関西予選大会」の練習に励みながらも、ロケッツの3年生は卒業後の進路を考え始めていた。汐里はアメリカでチアダンス、麻子は大学の教育学部とそれぞれ進路を決めているが、先の事を何も考えていなかったわかばは、進路希望調査の用紙に「全米制覇」と書いて母と担任を困らせてしまう。
そんなある日、ネット上に汐里が暴行事件を起こしたという記事がアップされ、学校中が大騒ぎに。記事が本当であればロケッツは大会に出場することが出来なくなってしまうが、汐里は何も語ろうとしない。それどころか、父親のアメリカ転勤について行くため、チアダンス部を辞めると言い出すのだった。
「時間の経過とともに、今後は3年生の成長や進路について描かれていく様子。わかばや汐里だけでなく、他のメンバーもどんな選択をするのかが見どころとなるでしょう」(同)
わかばは卒業までに全米制覇の夢を叶えることが出来るのだろうか。今後の展開に注目だ。