元オアシスのリアム、「オレは女に手を上げねえ」と言い切った直後に暴行動画が出回る
息を吐くように「Fワード」を連発することで有名なリアム・ギャラガー。兄ノエルと共に、数多くの名曲を生み出した世界的ロックバンド「オアシス」を率いてきたが、長年にわたる兄弟ゲンカの末に解散。兄を名誉毀損で訴えたり、ラジオ番組で演奏中にいきなり「おしっこ」と言って小走りでスタジオを出て行ったり、自由すぎる人としても知られている。
そのため気に入らないパパラッチやレポーターには容赦なくケンカを売って乱闘騒ぎを起こしたり、警官相手に暴力を振るったり、永久搭乗拒否されている航空会社や出入り禁止となっているホテルがあったりと、話題に事欠かない人物でもある。暴行だけでなく薬物所持容疑での逮捕歴もある問題児だが、表裏のない性格のためファンには比較的フレンドリーで、感情の赴くままに生きる彼の人間性に惚れている人はとても多い。
そんなリアムが、長年交際している恋人の喉をつかみ、暴言を吐いたと報じられたのだ。
英大手タブロイド紙「ザ・サン」は24日、電子版で「リアムが恋人デビー・グィザーと激しく言い争った上、喉をつかみ、彼女のことを『フ●ッキング・ウィッチ!』と呼んだ」と報道。ロンドンの高級ホテル「チルターン・ファイアーハウス」の廊下での出来事だといい、荒っぽく喉を掴まれたデビーは、後ろによろけてしまったとのこと。デビーは泣き出してしまったが、リアムは怒りが収まらないようで、「あの女はウィッチだ。全てあの女のせいだ。ウィッチ、フ●ッキン・ウィッチだ」と叫び続けたと伝えた。ちなみに、ウィッチ(witch)は魔女という単語だが、リアムは「ビッチ」というニュアンスで使ったと思われる。
この報道が流れた直後、リアムは「オレは女に手荒なマネしねえ。それに、ウィッチって言える女は1人だけ」と、報道記事を書いた女性記者を示唆するようなツイートを投稿。デビーもインスタグラムに、「ザ・サン」の記事は嘘八百だと批難する投稿をし、法的措置も辞さないという考えを示した。
しかし翌25日、「ザ・サン」は「リアムがデビーの喉をつかんだり、彼女に向かって怒鳴っているような」防犯カメラらしき映像を公開。音声はないのだが、リアムは片手に空になりかけているビール瓶を持っており、かなり酒が入っているようにも見受けられる。その場にいたという情報筋は、「リアムはかなり興奮してデビーに暴言を吐いていた」と証言したそうで、「もし警官がいたら、リアムは逮捕されていたかもしれない」とも説明したという。
同紙は今回の報道について「リアムもデビーもSNSで否定していますが」と記しているものの、証拠となる映像があるからか自信満々。記事のコメント欄には「まぁ、リアムならあり得るでしょ」「そういう男だし」「それをかばう女も打算があるのだろう」という意見が多く書き込まれている。「喉をくすぐっているように見えなくもないけど」とリアムをかばうようなコメントもあるが、映像のリアムは彼女に向かって怒鳴っているように見えるので「イチャついて喉を触った」という見方は無理がありそうだ。
デビーは、2013年からリアムのパーソナルアシスタントを務めており、荒れていた当時のリアムを立ち直らせた女性だと称えられている。リアムも彼女のことを絶賛しており、毎朝彼女のためにコーヒーを入れ、アイロンがけするほど尽くしていると告白していたが、もともとビッグマウス気味のリアムだけに、本当なのかは怪しいところ。
9月にソロアーティストとして初のジャパンツアーを行うリアム。13日にはオアシスとして公演して以来20年ぶりとなる日本武道館、17日には愛知、19日、20日には大阪でコンサートを行う予定だが、何事もなく平穏無事に終えられることを祈るのみである。