綾瀬はるかVS石原さとみ――夏ドラマ「ホリプロ女優対決」、“綾瀬圧勝”の背景とは?
綾瀬はるかは主演の『義母と娘のブルース』(TBS系)が、最新の第7話で自己最高の視聴率15.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録した。一方で、同じ事務所の石原さとみが主演する『高嶺の花』(日本テレビ系)は、初回以外は全て1ケタ台と不調続きで、明暗が分かれる結果となっている。
「『義母と娘のブルース』は、同名のコミックが原作で、涙あり笑いありの1話完結ファミリードラマ。良くも悪くも『今の時代にヒットしやすい』といわれるつくりになっています。対する『高嶺の花』は、登場人物のクセが強く、ストーリーもややドロドロ系と、ヒットの法則には則っていないつくりなんです。近年、手がけたドラマが大コケ続きという野島伸司脚本なだけに、スタート前から『数字が伸び悩みそう』と不安視されていました」(スポーツ紙記者)
『義母と娘のブルース』は初回と第2話が11%台、第3~4話が12%台、そして第5~6話で13%台と、順調に数字を伸ばしている。一方で『高嶺の花』は、初回の11.1%が現時点で最高値、第6話では7.8%まで下降してしまった。
「綾瀬と石原は、同じ事務所かつ同世代の女優。今回、同時期に連ドラ主演を務めるとあって、放送前から『どちらに軍配が上がるか?』と興味津々だった業界関係者は少なくありません。結果は、現状綾瀬の圧勝。石原にとって『高嶺の花』は、近年出演した連ドラの中で、かなり低水準の視聴率で推移しています」(同)
また女優としての評価も、これまで綾瀬の方が頭一つ抜きん出ているとされていたが、今回の数字を見る限り、さらにその差は開いたようだ。
「石原も前作『アンナチュラル』(TBS系)など、ヒット作は多数ですが、綾瀬の『きょうは会社休みます。』(日本テレビ系)のように、全話平均が15%を超えることはなかなかない。ギャラにしても、綾瀬は連ドラだと1話200万円超えと言われていますが、石原はそこから数十万程度はダウンしてしまうそうです。そして、何と言っても綾瀬は、NHK大河ドラマ『八重の桜』で主演を務めていますし、やはり石原とは女優ランクは格上と言えるでしょう」(広告代理店関係者)
プライベート面でも、石原は綾瀬に比べて、「週刊誌のお世話になりすぎ」(同)という指摘も。
「石原はこれまで多数の共演者と浮名を流し、山下智久とは半同棲、さらに現在もIT社長と『婚約した』とまで報じられています。対する綾瀬は、報道が出たのは松坂桃李と大沢たかおくらいで、決定的な写真も撮られていない。スキャンダルとは無縁の私生活も、綾瀬の女優としての価値を高めているようです」(同)
とは言っても、まだドラマ対決は中盤戦。石原には後半の巻き返しに期待したいところだ。