ジャニーズJr.ユニット「Love-tune」、事実上の解散説も……事務所からの「正式発表」望めないワケ
もはや空中分解、あるいはすでに“解散”の可能性も浮上してきたLove‐tune。その実情を知ることは、ファンだけでなく、マスコミ関係者も難しいようだ。
「ジャニーズは、Jr.ユニットの解散を、絶対に認めないんです。例えば、5月にCDデビューを果たしたKing&Princeのメンバー・平野紫耀は、かつて関西Jr.の『Kin Kan』、永瀬廉は『なにわ皇子』というユニットに属しており、現在は事実上解散しているものの、ジャニーズサイドはなぜか『解散』と断言せず、『解散とは少し違う』などと、はぐらかすような物言いをする。『フリー百科事典・ウィキペディア』には、『ジャニーズJr.解散グループ』というページが存在しますが、厳密には解散と発表されているわけではないんです」(同)
このジャニーズの「解散を認めない」とするスタンスは、経営陣の強い意向が反映されているようだ。
「いつからかジャニーズ事務所内で、『グループ/ユニットが解散すると、個々のメンバーが売れなくなる』というジンクスが生まれたようです。ゲン担ぎに近いものですが、『解散』という言葉を徹底して避けるようにしていて、例えば少年隊は、現在グループ活動を一切行っておらず、ほぼ解散状態ではあるものの、公式サイト上には『少年隊』の名前がしっかり掲載されています。結局、我々マスコミにしても、ファンにしても、メンバーがほかのグループ/ユニットに加入したり、ジャニーズを退所し、新たな道を歩みだして初めて、“実質解散”を知るのです」(同)
しかし、公式発表もなく、自然消滅的な解散では、応援してきたファンの気持ちを踏みにじることになりかねない。現に「Myojo」10月号を読んだLove‐tuneファンの間では、「事実上の解散か……」「Love‐tuneの表記がなくなっちゃった」「顕嵐、長妻、美勇人が載ってるところを見ると、本当に解散したのかな」「Love‐tuneは解体されたの? 何がどうなってんだかわからない」「Love‐tuneはどうなってしまったの? 解散? 事務所の闇が深い……」と、動揺が広がっている。
ここ数年、藤島ジュリー景子副社長が実権を握るようになり、社内改革が進められているというジャニーズ事務所だが、この不明瞭なルールに関しても、改善の可能性はあるのだろうか。