“制裁者”の正体が明らかになった『絶対零度』第6話、あまりにも悲しい過去に号泣する視聴者続出
8月20日夜9時から第7話が放送される、沢村一樹主演の『絶対零度~未然犯罪潜入捜査~』(フジテレビ系)。視聴率は初回10.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)、第2話9.6%、第3話10.8%、第4話11.7%、第5話10.4%、第6話10.6%と依然好調な数字をキープしている。
同ドラマは、桜木泉(上戸彩)が主人公を務めていた『絶対零度』シリーズの続編。新たな主人公である井沢範人(沢村)は、AI技術を使って未来の犯罪を予測し捜査する“未然犯罪捜査チーム(通称ミハン)”を率いる元公安のエリート刑事だ。チームのメンバーである山内(関ジャニ∞・横山裕)、小田切(本田翼)、南(榎本時生)、田村(平田満)などと協力し、事件を未然に防ぐための犯罪捜査ストーリーが描かれる。
第6話では、ミハンが捜査した事件関係者に不審な出来事が続いていることが発覚。「チーム内に犯人がいる」という可能性を東堂(伊藤淳史)が言及する中、聞き込みなどから出来上がった不審人物の似顔絵は、井沢にそっくり。さっそく取り調べが始まると、井沢は東堂との対面を要求。東堂から「あなたが犯人ですか?」と聞かれた井沢は、「自分ではない」と返答し、続けて「私を疑っているのですか」と尋ねてくる東堂に、井沢は「疑ってますよ」とうなずくのだった。
結局、犯人の正体は、ミハンチームの田村であることが判明。田村は、25年前に起こった無差別殺傷事件で婚約者を失っただけでなく、犯行を予見したにもかかわらず事件を止められなかったことで、批難されてしまったという。そして、自らの手で犯罪者を葬っていたことを謝罪した田村は、「ミハンを必ず実現させてください」と言い残し、自ら命を絶った。
「第6話では制裁者・田村の悲しすぎる過去が視聴者の涙を誘いました。また、田村が誰に対しても『すみません』と平身低頭だった理由も明らかに。無差別殺傷事件で遺族から批難された田村は、土下座して『すみません、すみません!』と連呼しており、ネット上ではあまりに酷な“伏線回収”に騒然。『まさかドラマでこんなに大号泣するとは思わなかった』『必殺仕置き人の正体がわかってスッキリと思ったら展開がツラすぎる』『平田満さんの演技がずば抜けて良くて、それがまた涙腺を刺激する』などの声が続出しています」(芸能ライター)
第7話では、田村を失いながらも捜査を再開するミハンの中で、南だけが現実を受け入れられずにいた。そんな中、ミハンが選び出した新たな危険人物は、実体のつかめない麻薬密売組織への関与疑いがある新谷啓一(小柳友)。組織のボスは「喜多野」という姓を名乗っているが、本名も顔も明らかになっておらず、その正体は謎に包まれていた。
一方、井沢の妻子を殺しながらも立証されず、別件で逮捕されていた宇佐美(奥野瑛太)がまもなく出所することに。さらに、桜木が死体となって発見された事件でも、新たな真実が発見される。
「第7話の予告からは仲間を失った南の葛藤がクローズアップされていることが伺え、さらに小田切や山内が激しい格闘を見せるシーンも。“新章突入”に相応しい展開に、『南が葛藤を乗り越える姿に期待!』『一区切りついたと思ったら、また大きな事件が描かれそうな気配』といった声があふれ返りました」(同)
次回以降、どんな驚きの展開が視聴者を待ち受けているのか。各キャラクターの動向に注目が集まりそうだ。