『バック・トゥ・ザ・フューチャー』キャストの仲良しショット、ビフの現在のビジュアルが映画と同じ!?
8月4日、米「Yahoo! ニュース」が「“『バック・トゥ・ザ・フューチャー』主演のマイケル・J・フォックス死去。享年57歳”というタイトルの記事を掲載した」との情報がネット上を飛び交い、大混乱が起こった。報じたサイトが「Yahoo! ニュース」ではなく、それを模したフェイクサイトだとすぐに判明したものの、30歳でパーキンソン病を発症しているマイケルの健康状態を心配する人も多い。
そんなマイケルが、ボストンで開催されたアメコミやSF作品のファンイベント『FAN EXPO』で、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』の人気キャストたちと仲良く記念撮影した写真をインスタグラムに投稿。ファンを安心させた。
マイケルが13日にインスタグラムでお披露目した“再集結”写真は、左から、主人公マーティを演じたマイケル自身と、悪者ビフ役のトーマス・F・ウィルソン、科学者ドク役のクリストファー・ロイド、マーティーの母親ロレイン役のリー・トンプソンの4人が笑顔で寄り添っているというもの。「バック・イン・2018、ビフまで来ちゃったよ」という文章が添えられており、ファンを大喜びさせた。
ネット上では、トーマスが、29年前に公開された『バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2』(1989)に登場する「2015年の年老いたビフ」の姿そのまんまだと驚く声が続出。作品では特殊メイクで顔のシワやたるみを作り、髪も真っ白に染めていたが、30年たった今、まさにその時と同じ姿になっていることに驚く人が続出し、大盛り上がりした。
今年10月に80歳になるクリストファーは、痩せたようだが、“クレイジーな科学者ドク”のまま。写真は笑顔ながらも、目力が健在なのがよくわかる。ちなみにクリストファーは、昨年、「年金の打ち切りの大ピンチを迎えた老人たちが、銀行強盗をする」というコメディ映画『ジーサンズ はじめての強盗』に、大きな目をむきながらちょい役で出演し、話題に。米3大ネットワークの1つ「NBC」で放送予定の新作コメディ『Guess Who Died』に出演することも決まっており、まだまだ現役俳優として活躍中だ。
先日、死亡説が流れたマイケルだが、人気テレビドラマ『グッド・ワイフ』や『サバイバー:宿命の大統領』などに出演。世界的人気を誇るバンド「コールドプレイ」のコンサートに登場しギターを弾くなど、音楽への情熱も持ち続けている。来年還暦を迎えるトーマスはテレビアニメの声優の仕事を多くこなしており、マイケルと同い年のリーもテレビドラマに出演したり、アニメの声優を務めたりと忙しい日々を送っている。
悪役ビフのモデルであるドナルド・トランプが米大統領になってしまった現実を嘆く人もいるが、誰もが4人の健在を喜んだ今回の写真。トーマスもリーも自身のインスタグラムに、それぞれ別アングルで撮影した仲良し写真を投稿しており、彼ら自身も再会できたことを喜んでいるようだ。
懐かしの映画や名作ドラマのリブートブームに沸くハリウッドだが、今回の『FAN EXPO』でマイケルは、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』をリブートする可能性を改めて否定。ネット上では「だからこそ名作」「3部作で完結した、史上最高の映画シリーズ」という声が次々と上がっている。