NEWS・小山慶一郎、ジャニーズの反対押し切り……「1人謝罪会見」開催の舞台裏
8月11、12日に東京・味の素スタジアムで開催された、NEWS15周年コンサート『NEWS 15th Anniversary LIVE 2018“Strawberry”』。12日の開演前には、小山慶一郎が未成年との飲酒騒動後、初めてマスコミの取材に対応した。この記者会見は小山本人の希望によって実現し、参加メディアはジャニーズ事務所と懇意な間柄であるスポーツ紙のみだったという。
同公演は、小山にとって未成年との飲酒騒動後、初めてのコンサートとなったが、ステージ上で謝罪やコメントは一切なかった。
「元々ジャニーズサイドとしては、『グループのアニバーサリーイヤーに水を差すべきではない』という考えだったようで、ステージでの謝罪、またマスコミ対応は、一切しないと決めていたようです。しかし当日、スポーツ紙の記者だけが集められ、小山1人の会見が行われたそうです」(テレビ局関係者)
事務所は小山の取材対応に反対していたそうだが、本人たっての希望により、急きょ場が設けられたという。
「そこで小山は『僕としては、当たり前にステージに立たせてもらえていると思っていません』『もしかしたら(コンサートが)できないということも覚悟している中で、ファンの皆さんの声援があって、この2日間を迎えることができました』などと、神妙な面持ちで語っていました。さらに、多数のメディア関係者が参加した打ち上げでも、グループがここまで成長できたことへの感謝や、将来の夢などを語っていたそうです」(同)
しかし、その席に参加した一部スポーツ紙は、ファンへの直接謝罪がないことについて、批判的な記事を掲載している。
「ジャニーズの反対を押し切って、1人でマスコミの前に立った小山の様子を見るに、本人としては、やはりファンや世間の人々に自身の声を届けたいと考えているのではないでしょうか。それを、なぜジャニーズサイドがストップをかけようとするのかと疑問を抱いた記者が、『ファンへの直接謝罪がない』点を指摘したのかもしれませんね。ただ、ファンの間には『なぜステージで謝罪しなかったのか?』という声がある一方、『コンサートを謝罪の場にしてほしくない』との声も根強いだけに、ジャニーズの判断が正しいか間違っているかは、一概には言えないと思います」(同)
こうして、いまだファンに直接報告や謝罪がない状態が続いてはいるものの、アニバーサリーコンサートは無事に終えることができたNEWS。果たして今後、小山がファンに対して、騒動について語ることはあるのだろうか。