Hey!Say!JUMP・山田涼介が『いただきハイジャンプ』で見せたストイックさ
8月4日放送のHey!Say!JUMPの冠番組『いただきハイジャンプ』(フジテレビ系)は、「この夏の自由研究を1日で乗り越える方法教えちゃいますSP」と題して、日用品を楽器にしてHey!Say!JUMPの新曲「COSMIC☆HUMAN」の演奏にチャレンジする企画を放送した。
最近の自由研究は、映像や音声データでの提出を認めている学校が増えているということで、日用品楽器を使って1日で演奏できる方法を紹介し、全国の子どもたちの自由研究の参考にしてもらおうという企画だ。挑戦するのは、山田涼介、伊野尾慧、有岡大貴の3人。講師は、全国から集められた7人の日用品楽器の達人たちだ。
今回、楽器として使用する日用品は、定規、グラス、茶碗、歯ブラシ、ガチャガチャのカプセルケース、灯油ポンプの計6品。1人2楽器ずつ合計6楽器を演奏し、夜9時までには終了するよう番組スタッフから告げられ、山田は「今から12時間くらいですか……。で、オンエアが?」と質問。スタッフが「23分」と答えると、「効率が悪い!!」と叫びながら苦笑い。
気になる演奏楽器だが、山田はサックス演奏経験があることから、「灯油ポンプのサックス」と「ガチャカプセルのカスタネット」。グループ内で鍵盤を担当している伊野尾は「鉄琴風の茶碗」と「ベースに見立てた定規」。楽器演奏経験がほとんどない有岡は、「マラカス風の歯ブラシ」と「グラスハープ」と決定。最終的に6つの音をミックスして、曲が完成するという流れだ。
まずは、伊野尾の「鉄琴風の茶碗」の練習がスタート。机にずらっと並んだ茶碗を見た伊野尾は、「これだと音階がわからなくないですか? 絶対音感がないと作れないですよね? ドレミファソラシド」と疑問を投げかけると、先生は携帯で音の高さを測ってくれる「クリアチューン」というアプリケーションがあることを紹介。音階順にピアノのように並べた茶碗で、伊野尾はイントロ、Aメロ前半、Aメロ後半、Bメロ、サビとわかれたパートを曲にあわせて練習していくが、曲のテンポについていけず「速い! 速すぎる!! 曲が!」と絶叫。練習を続けた結果、42回目で成功となり、伊野尾は先生と抱き合って喜んだ。
一方、山田は「灯油ポンプのサックス」の基本的な指の位置を覚えた後は、ノーミスの演奏が録れるまで何度も録音。途中、山田は「ダメだ!」「なんでできねーんだよ、最後まで」と灯油ポンプを投げ出す時もあったが、数秒後には心を切り替え「もう一回お願いします。すみません」と灯油ポンプを手にとるストイックな場面も。結果、61テイクで成功となり、山田は「やったー!」と先生とハイタッチ。
有岡は「マラカス風歯ブラシ」を教わると、「これいります?」と発言。わずか30分でOKを出し、次の楽器「グラスハープ」の練習へ。『新春かくし芸大会』(フジテレビ)などでも出てきた超高難度の楽器を相手に、最初は不安げだったが徐々に腕を上げていく有岡。
そんな中、早めに録音を終えた伊野尾は100均ショップに行き、ドラムとして使用するバケツを購入。すべての録音を録り終えたのは、練習開始から11時間半たった午後9時だった。
こうして全7楽器をミックスした「COSMIC☆HUMAN」を聞いた3人は、「素晴らしいね」「すごい!」と感想を言いあったが、伊野尾が「ただね。歯ブラシいる?」と言うと、有岡が「いるでしょ!」と反論。
視聴者からは「大ちゃんの歯ブラシ笑った」「歯ブラシは本当にツボ」と好評だったようだ。