『FNSうたの夏まつり』、平均12.2%も「カラオケ大会?」「アッコ要らない」と批判の声
7月25日に放送された『2018 FNSうたの夏まつり』(フジテレビ系)が、平均視聴率12.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録。今夏の大型音楽番組としては、7日の『THE MUSIC DAY』(日本テレビ系)ゴールデンタイム帯の平均14.9%には敵わなかったものの、14日の『音楽の日』(TBS系)ゴールデンタイム帯平均11.6%、6月27日の『テレ東音楽祭2018』(テレビ東京系)の平均8.8%には勝利。それでも、ネット上には『うたの夏まつり』への批判が寄せられていた。
「まずは小池徹平と、同局で放送中のアニメ『ONE PIECE』のブラス・エンターテインメント集団・ワンピース音宴によるステージでオープニングを迎えました。夏休みですし、子どもウケを狙ったのかもしれませんが、ネットユーザーからは『なんで初っ端がアニソンで、しかも小池なの? 嫌いじゃないけど、なんか違うよね?』『オープニングのインパクトとしては、小池じゃ華がない』といった声が続出したんです」(芸能ライター)
このアニソンメドレーでは、途中でKing&Princeが『ドラゴンボールZ』(同)初代オープニング曲『CHA-LA HEAD-CHA-LA』(1989年)を披露。今年ジャニーズ事務所からデビューしたばかりで、人気も勢いもあるキンプリに「別にジャニーズ好きではないけど、こっちがオープニングのほうが良かったのでは?」という意見も寄せられた。
「また、ももいろクローバーZのメンバーが『ちびまる子ちゃん』(同)のコスプレでパフォーマンスした際は、『もう子どもじゃないんだし、いい加減こういうのキツいでしょ』と苦笑する者や、今年1月に脱退した有安杏果を引き合いに出して『有安は辞めて正解だったね』との見解を示す者も。一方、アニソン歌手としての活動が盛んなLiSAが『美少女戦士セーラームーン』(同)の初代オープニング曲『ムーンライト伝説』(92年)を歌った時は、知名度がまだ低いせいか『誰?』といった反応も見られたようです」(同)
同じようにさまざまな歌手や役者によるミュージカルメドレーや、瞬間最高視聴率15.1%を出したディズニーメドレーもあったが、ネット上には「カラオケ大会が見たいんじゃない!」との批判も少なくなかった。
「そのほか、和田アキ子が今年5月にBOYS AND MEN研究生とコラボしてリリースした『愛を頑張って』などを歌うも、『アッコいらない』『イケメンに頼るしかないのに、ドヤ顔のアッコが哀れ』といったコメントが噴出。そんななか、一部ネット上で登場前から注目を集めていたのは浜崎あゆみです」(同)
浜崎といえば昨今の歌唱力低下や、ルックス激変がネットの話題になっている。それだけに「今回はどんな感じかな?」と、彼女に興味を抱くユーザーが増えているようだ。
「いざ登場すると、その衣装は浜崎が全盛期に着ていたものと似たダメージデニム風のデザインで、『普通にダサいし、似合ってもない』『なんか逞しくて、女子プロレスラーみたい』と、ネット騒然。歌声に関しても、やはり『相変わらず残念』『悲しくなってくる』などとガッカリされていました」(同)
それでも視聴率2ケタ取れただけ、フジ的には成功と言えるだろうか。