クリス・ブラウンの、気絶した9歳のファンへの神対応が素晴らしい!
交際していた歌姫リアーナへの暴行事件から、来年で10年。その後付き合った恋人を「殺す」と脅迫し、彼女から「実は交際中にもDVされていたから怖い」と接近禁止令を突きつけられるなど、いつまでたっても“DV男”のイメージを払拭できずにいるクリス・ブラウン。今年5月にも、「コンサートに来ていたファンたちを自宅に連れ込み、強姦パーティーを主催した」と訴訟を起こされ、白い目で見られている。
暴力事件が多いクリスだが、「愛娘にメロメロのデレ父」という顔もある。セックスフレンドが産んだ愛娘ロイヤリティには、愛情と金を惜しみなくつぎ込み、最初はぎこちなかった小さな娘の扱いも上達してきた。そんなクリスが、コンサートで見せた子どもへの対応が素晴らしすぎると絶賛されている。
米エンタメサイト「TMZ」によると、現地時間7月18日、クリスは、ニュージャージー州で行われたコンサートでパフォーマンス中、小さな子どもをステージに招き上げた。観客から「TMZ」に提供された2つの動画には、男の子と同じ目線になるようかがみながら歌う、優しい笑顔のクリスが確認できる。男の子は恥ずかしがっているようだが、クリスは男の子の背中に手を回し、ほほ笑みかけるなど、彼をフォロー。小さな手をしっかりと握り、頭をハグし、「君の親はどこかな? あっ、あそこだね」というようなしぐさをする。
次の瞬間、男の子がふらついたと思いきや、全身の力がガクンと抜けてしまう。遠目に見ても気を失っているのは明らかだが、クリスはパニックになることなく男の子をしっかりと支えた後、優しく抱き上げ、保護者がいるであろう観客席に素早く男の子をパス。そして、何事もなかったかのように弾けるような笑顔でパフォーマンスを続けた。
クリスはこの動画のひとつを自身のインスタグラムに投稿し、「一瞬、ビビったぜ。この子はレジェンドだな」という文章で男の子が無事であることを示唆。心配していたファンを安堵させた。