JYJ・ジェジュン、日本国内での「露出急増」なぜ――背景にケイダッシュ幹部の影?
JYJ・ジェジュンが、日本国内での芸能活動を活発化させている。現在は全国ツアーに加えて、7月には『今夜くらべてみました』『踊る!さんま御殿!!』(ともに日本テレビ系)『KinKi Kidsのブンブブーン』(フジテレビ系)など人気バラエティ番組への出演、さらには14日放送の『音楽の日』(TBS系)にも登場した。一時期は所属事務所をめぐるトラブルの末、日本芸能界からは“干された”とされていたJYJだが、昨年から大手芸能プロのバックアップを得られたことにで、こうした活動ができるようになったという。
「ジェジュンは自身を含む3人とともに、2010年に東方神起を離脱し、国内でのマネジメントを行っているエイベックスと対立関係となりました。JYJの所属事務所・C-JeSエンターテインメントとマネジメント権をめぐる民事裁判では、13年にエイベックスが敗訴しており、表向きに圧力は消えた形にはなったものの、テレビ局など大手メディアはエイベックスに“忖度”したため、積極的にJYJが起用されることはありませんでした」(テレビ局関係者)
しかし、現在ジェジュンの国内での活動は、大手芸能プロ・ケイダッシュが支援していることがJYJのファンクラブ向けの広報などにより明らかとなった。
「業界で大きな影響力を持つ、川村龍夫会長がバックアップを引き受けており、ジェジュンの現場には会長側近のSという人物が付いている。SはAKB48などのブッキング業務も行っており、ジェジュンが出演している各番組も、彼が出演枠を持っているものが大半です。エイベックス側としては、内心さぞ複雑でしょうが、判決に沿って『黙って見守る』ことしかできないようです」(同)
芸能活動だけでなく、ジェジュンは西日本豪雨の被災地・広島でボランティア活動を行っていたことも明らかに。さらに25日にはフジテレビ系の大型音楽番組『FNSうたの夏まつり』にも出演予定だが、こちらについては一部東方神起ファンから、ため息も聞こえてくる。
「やはりエイベックス側には、彼らへの遺恨が少なからず残っているし、JYJと東方神起が公の場で共演するのは、まだまだ時間が必要です。現状では、元SMAPの稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾が現役ジャニーズタレントと共演するよりも、可能性が低いと言えます。そのため、ジェジュンが大型音楽番組に出演することで、必然的に東方神起は出演できなくなると、ファンは落胆しているのです」(芸能プロ関係者)
しかし、現在のジェジュンの露出に関しては、そう遠くない未来に変化が起こるのだという。
「現在の活動は、一時的な“出稼ぎ”で、ジェジュンは間もなく帰国してしまうそう。根本的な解決ではありませんが、少なくともテレビにおける東方神起とJYJの『二者択一』的な状況は、間もなく解消されることでしょう」(同)
こちらを立てればあちらが立たず……双方を巡るなんともいびつな状況だが、果たして今後、解決の糸口は見いだせるのだろうか。