ジャニーズ、コーポレートサイト公開の意図――「普通の会社アピール」「違和感ある」の声も
ジャニーズ事務所が7月10日、コーポレートサイトを公開した。ファンの間では大きな話題になっているのに対し、「マスコミや業界関係者にはあまり知られていない」というが、突然のサイトオープンには、一体どんな意図があるのだろうか。
「同サイトには、インフォメーションや問い合わせフォームのほか、会社概要や沿革なども記載されています。ジャニー喜多川社長による『ごあいさつ』のページもあり、そこには創業以来の感謝と、『そして今、「エンタテインメントを通じて世界中の皆さまに幸せをお届けする」という、創業当初からの目標でもありました、新たなステージに挑戦する時だと考えております』といった指針も示されています」(テレビ局関係者)
またサイトでは、新たなジャニーズのロゴマークが公開され、「ロゴに込めた想い」も明かされている。なんでも「ジャニーズ事務所とグループ会社のロゴマークを統一させることで、『オールジャニーズ』としてグループ全体が一つになり、同じ方向を向いて前に進むための道標になる」といった意図があるそうだ。
「さらに、今まで非公開だった『社内組織図』まで、正式に公開されています。コーポレートサイトとしてはよくあるコンテンツばかりですが、これまで芸能事務所の中でも閉鎖的で独自路線をひた走ってきたジャニーズだけに、逆に違和感を覚える人も少なくないのでは。ここに来て事務所側が、“ジャニーズ事務所は普通の会社です”とアピールしているようにも感じます」(同)
すでにファンの間では同サイトに注目が集まっており、「いつの間にこんなの公開してたの!?」「これまで運営に関してはほぼ非公開だったのに」と驚きの声がネット上を飛び交っている。また一部では、「このところスキャンダルが続いてるし、いろいろと仕切り直そうという意味もあって、このサイトを作ったのかな」「組織図の中に『コンプライアンス室』がある。企業体質の健全化をアピールしたかったのかも」などと受け止められているようだ。