嵐・櫻井「サプライズ出演」、V6・三宅「中居くんもすごく嬉しそう」……TBS『音楽の日』反響
元SMAP・中居正広とTBSの安住紳一郎アナウンサーが総合司会を務めた特番『音楽の日』(TBS系、7月14日放送)。近年、中居とテレビ番組で共演する機会のなかったジャニーズ事務所の仲間が出演し、ジャニーズファンを大いに喜ばせた。久しぶりの共演を果たした後輩も、中居の仕事ぶりや“優しさ”に感銘を受けたようだ。
この日の『音楽の日』は、中居と安住が進行を担当した第1部(午後2時~夜9時54分)に、ジャニーズからKAT-TUN、Kis-My-Ft2、King&Prince、KEN☆Tackey、Sexy Zone、NEWS、V6が出演。TBSアナウンサーの石井大裕らがMCの第2部(夜11時45分~朝5時)は、A.B.C-ZとジャニーズWESTが登場した。今年5月にCDデビューしたKing&Princeは、大先輩の中居を前にして緊張気味の表情を浮かべていたが、6人それぞれが自己紹介を行い、「シンデレラガール」を堂々とパフォーマンス。
King&Princeの直後となったNEWSとのトーク中には、中居ならではの視点でメンバーをイジる場面も。NEWSといえば、小山慶一郎、加藤シゲアキ、手越祐也が未成年の女性と飲酒したという疑惑が報じられ、小山は3週間の活動自粛期間を経て、6月27日に仕事復帰したばかり。『音楽の日』で、メンバーはスキャンダルについて言及することなく歌の準備に入ろうとしたが、中居は「もうヤンチャな4人だからね~、もう。ヤンチャ坊主が~!」と、チクリ。増田貴久がマイクを通して「すみません、頑張ります!」と宣言する一方、小山は何度も頭を下げながら中居の後ろを通ってステージへ移動した。
「NEWSはファンに人気の楽曲『フルスイング』と、新曲『生きろ』を熱唱しました。実は、番組観覧に行った人のレポートによれば、中居はその前のCM中にも一連の報道に斬り込むような発言をしていたそうです。女性関連の不祥事とあって、“盛りのついた動物”だと表現したかったのか、NEWSに『君たちはヤンチャだね! チンパンジーみたいな生活してるのね』と、話しかけていたとか。とはいえ、中居は『俺のヤンチャさは超えられないと思うけど』などと、冗談を交えてフォローも入れていたといい、現場にいたジャニーズファンからは『緊張をほぐしてあげてる感じに見えた』との報告が上がっていました」(ジャニーズに詳しい記者)
また、TBSの人気番組のMCたちが「人生を変えたアノ日の歌」を語る企画も実施され、嵐の櫻井翔が出演。櫻井は『櫻井・有吉THE夜会』の司会者としてVTRでコメントを寄せたが、これまで『音楽の日』に嵐は不参加だった上、出演に関する事前告知はなかったため、「翔くんが出てくるなんて、スゴいびっくりしたしうれしかった」「櫻井くんが『音楽の日』にVTR出演するなんて聞いてない! うれしすぎる!」と、思わぬサプライズに驚きの声が続出した。しかし、残念ながら中居と直接的なやりとりはなく、「不意打ちで翔くん出てきたのはうれしかったけど、できれば中居くんと絡んでほしかった」と、惜しむファンも。
そんな数々の“見せ場”を作った『音楽の日』の中でも、特にジャニーズファンが盛り上がったのは、三宅健を中心とするV6メンバーと中居の“絡み”だろう。三宅はグループの出番前にタッキー&翼・滝沢秀明とのユニット・KEN☆Tackeyで登場。中居が滝沢に「KEN☆Tackeyなんか組んでたら、これ今井翼が見てたら嫉妬するんじゃないの?」と、病気療養中の今井の名前を出すなど、和気あいあいと会話。さらに、三宅は中居に「(Kis-My-Ft2の派生ユニット)舞祭組ばっかりプロデュースしてないで、僕たちのこともプロデュースしてくださいよ、いつか!」と、ラブコールを送った。
「V6で再びステージに立った時も、井ノ原快彦、坂本昌行とともに『WAになっておどろう』を歌いながら中居に接近しており、メンバーは先輩との共演を存分に楽しんでいる様子でした。放送後、三宅は公式携帯サイト・Johnny’s webの連載『にこにこ健゜』を更新し、久々に中居と共演した感想について『嬉しくて、どさくさに紛れていっぱい触っちゃいました(笑)』と、振り返っています。ほかには、『翼のことに触れてくれたり、ジャニーズJr.の林拓音くんを褒めてフィーチャーさせたり、中居くんの後輩への優しさを感じました』と、中居の対応力を称賛。中居ファンは、バックダンサーのJr.を目立たせてあげるような彼の気配りに感動していましたが、間近で見ていた三宅も胸を打たれたのでしょう」(同)
また、番組前半には6月リリースの新曲「U.S.A」が“ダサかっこいい”と注目を集めているDA PUMPが曲中に「世界に一つだけの花」の振り付けを挿入し、大きな話題に。これに関しても、三宅は連載で触れつつ、「とても粋でステキだなと感動しました」「中居くんもすごく嬉しそうでとても印象に残るシーンでした」と、感慨深げに綴っていた。
中居は三宅にプロデュースのオファーを受けた際、「ブサイクじゃないんだもん」「ブサイクじゃないとダメなの」とやんわり断っていたが、何らかの形で実現することを願いたいものだ。