「芸能界は甘い」「チャンス与えるべき」薬物タレントの芸能界復帰“アリかナシか”を100人調査
次いで多かったのが、「どちらともいえない」で30票。
「復帰するなら、その人が自虐のようにネタにしたり、他人がいじったりするのではなく、薬物の危険性を伝えるような感じならアリだと思う」(20代/女性/学生)「完全に断ち切ったうえで、薬物反対を訴えたり反省を生かせたりするようであればいいと思う。ただ、再犯が多いので、復帰していいのは一度失敗した人のみ」(30代/女性/専業主婦)など、誰でもウェルカムというわけではないが、更生し、経験を薬物乱用の撲滅に生かせる人であればいいのではないかとの思いから、アリかナシか判断しかねるとの声が多く聞かれた。
また、「しっかりと罪を償って、もうやらないと誓うのであれば復帰も良いと思う。でも、あまりにかんたんな復帰は良くないと思う」(40代/女性/無職)「それぞれ事件を起こしてしまった理由や要因はさまざまで一概には言えないが、心からの反省と謝罪、これから二度とやらないという強い気持ちがあり、社会がそれを受け入れられれば復帰もありだと思う」(40代/女性/個人事業主)との意見もあり、本人の反省度次第なところもあるようだ。
もっとも少なかったのは、24票で「アリ」との見解。
「反省していて、再犯の可能性が低いのであれば復帰してもいいと思う」(30代/女性/正社員)との見方が大前提ではあるが、その上で、「困難を乗り越えた経験が、見ている人を勇気づけることになるかもしれない」(20代/女性/無職)「人生は誰でもやり直すことができるということを、テレビを通して伝えてほしい」(30代/男性/正社員)など、再スタートが世間に希望を与えるのではないかとして、復帰を肯定する声が多く見られた。
また、「以前より厳しい環境になるだろうが、チャンスは与えられるべき。それが、更生に与することにつながる」(40代/男性/個人事業主)と、芸能界復帰が本人の脱・薬物に効果的と考える人もいるようだ。
受け入れ派もいるとはいえ、世間の目はまだまだ薬物事件を起こした芸能人の復帰に懐疑的ということが分かった今回のアンケート。芸能人には、復帰はできても世間に沙汰されていく可能性が高いことを肝に銘じてほしいものだ。