木村拓哉、Koki,報道で露呈した「家庭内ポジション」――工藤静香の「暗躍」と「戦略ミス」
突然のモデルデビューから早1カ月、各メディアの注目の的となっている木村拓哉次女・Koki,。直後から、工藤静香の“暗躍”も一部で指摘され、ジャニーズ事務所も困惑気味と言われていたが、すでに木村サイドからすれば、「意図していない流れ」になりつつあるという。
Koki,のモデルデビューは、5月28日発売の女性ファッション誌「エル・ジャポン」(ハースト婦人画報社)。そして同日付の「スポーツニッポン」が、彼女の両親が木村と工藤であることを報じたのだ。
「本来であれば、Koki,の出自は、このタイミングで明かされる予定ではなかった。ある週刊誌が出版社サイドにKoki,についての取材を掛けたことをきっかけに、関係者がいち早く『スポニチ』に情報リークを行ったと言われています。その関係者が、他ならぬ工藤自身らしいと内々に囁かれており、その線はジャニーズサイドも疑っているとか」(週刊誌記者)
その後、Koki,をめぐる木村夫婦のスタンスなどが報じられることもあったが、親ジャニーズのメディアに共通しているのは「夫婦ともデビューに反対していた」という情報だった。
「しかし一方でアンチジャニーズのメディアは、工藤が『SMAP騒動での木村の人気凋落を恐れた』ために、娘の芸能界入りを仕掛けたと報じている。少なくとも工藤が、Koki,の芸能活動を支援しているのは確かだけに、アンチ系メディアの言い分のほうが、やや信憑性がある状態です」(同)
一方の木村サイドはといえば、Koki,の報道には極力名前が出てこないよう、要請を行っているのだという。
「もともと木村はアイドルとしての指針から、工藤をはじめ、家族について公の場で言及することを避けているし、芸能活動についても反対していた。それだけに、工藤がKoki,のバックアップをしているとなると、木村の家庭内での発言権のなさが露呈することになりかねない。ジャニーズサイドとしては、それを一番嫌がっているのですが、すでに世間でも、この図式はほぼ浸透してしまっていますね」(芸能プロ関係者)
結果的に、Koki,のデビューは大きなインパクトを残し、いまや最も注目される“二世タレント”となっただけに、工藤もこの出だしにはさぞ満足していることだろう。しかし一方で、印象操作にはややミスが目立っているだけに、工藤には娘だけでなく、もう少し「夫を立てる」プロモーションを意識した方がよいと提案したい。