コラム
ヤリチン卒業!! 叶井俊太郎の子育て奮闘記

SNSで「娘とデート」と書く父親に嫌悪感を抱く理由

2018/07/02 19:00
(C)倉田真由美

 連日のように、小学生女児に対するワイセツ事件や連れ去り事件が報じられてますね。新潟の小学2年女児殺人事件の容疑者は、近所に住む若い男でした。首を絞めたという自供をしているという報道もあるようですが、なんで殺すの、こんな小さい子を。犯人の心理はまったく理解できないし、子どもを殺したヤツらは全員極刑でいい!

 こういう事件が続くと、小学3年生の娘ココのことも心配になります。オレはココが1年生の時から通学路で1人っきりにならないように徹底してきました。1年生の時は毎日オレが学校まで送ってました。学校から学童保育クラブまでは子どもの足だと7~8分かかるので、「必ず友達と一緒に行くこと」とずーっと言い続けました。2年生になってからは、ココと同じ幼稚園だった女の子が同じ小学校に入学したので、その子が毎朝、ココを迎えに来て2人で登校してます。

 子どもを狙う犯人の多くは、登下校に1人でいる女児をチェックしてるらしいじゃないですか。確かに、通学路を歩いていても、「ここでいきなり車を横付けして、子どもをひょいっと抱っこして連れ去っても、誰にも気付かれないな」と思う場所がいくつもあります。都会でも住宅街だと人通りがない場所があるわけで、うかうか安心してられない。やはり、ココが1人にならないようにするのが大切!

 しかし、3年生になってから6時間授業の日が週2日に増えたんです。そのうちの1日は、放課後に英会話教室がある。6時間授業の日は直接英会話教室に行かないと間に合わないので、一緒に英会話へ通ってる男子のママに、「学校から2人で行かせない? 下駄箱で待ち合わせして、そのまま2人で行かせよう」とLINEしたら、「そうしよう!」との返事。この男子とはクラスが別なので、ココに「必ずその子に『一緒に英会話教室に行くから下駄箱で待ち合わせ』と伝えなよ」としつこく念を押す。登校時にも、「今日は絶対一緒に行くこと!」と何度も言うと、ココは「しつこい!」とキレてました。学校に見に行こうかと思うほど不安だったものの、無事に一緒に行ったみたいで安心しました。

 近所だから子ども1人でも大丈夫だろう、という親の気のゆるみが犯罪に巻き込まれるきっかけ! 女の子は小学高学年までは絶対に1人で歩かせてはダメですね。今の時代は男児だって危険ですし。

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