嵐・二宮&V6・井ノ原が14%超でトップ1・2、ディーンはワースト入り! 4月期ドラマ視聴率ランク
V6・井ノ原快彦が主演を務める刑事ドラマ『特捜9』(テレビ朝日系)が16.0%で初回トップの視聴率(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録した春ドラマ(午後8~10時台)。6月下旬までにそれぞれ最終回を迎え、平均視聴率ランキングでは嵐・二宮和也主演の『ブラックペアン』(TBS系)が1位に躍り出た。
二宮が初めて外科医を演じた『ブラックペアン』は、海堂尊氏の小説『ブラックペアン 1988』(講談社)が原作のドラマ。初回は13.7%で、『特捜9』や、女優・波瑠と鈴木京香がコンビを組む『未解決の女 警視庁文書捜査官』(テレビ朝日系、初回14.7%)に負け、3位のスタートを切った。しかし、以降は1ケタに落ちることなく12~16%台を推移し、最終回は自己最高の18.6%で終了。ドラマ中盤頃には、フリーアナウンサー・加藤綾子が演じる治験コーディネーターに関する描き方に問題があるとして、日本臨床薬理学会から抗議を受けてしまったものの、無事に最終話まで完走した。全10話の平均は14.2%。
第2位は、故・渡瀬恒彦が主演を務めた『警視庁捜査一課9係』(テレビ朝日系)の新シリーズ『特捜9』。新班長に寺尾聰が参加した今作は、2話で15.4%、3話も14.5%と相変わらずの人気を見せつけ、全10話平均14.0%でフィニッシュ。若手刑事役の山田裕貴、ジャニーズJr.内ユニット・Travis Japanの宮近海斗が新人鑑識課員・佐久間朗役で出演しており、今回は若い世代の視聴者も取り込めたようだ。
第3位は、初回ランクで2位につけていた『未解決の女 警視庁文書捜査官』。“最強の凸凹女刑事バディ”(波瑠&鈴木)が文字や文章を手がかりに事件を解決していく物語で、初回こそ14.7%をマークするも、2話からしばらくは11~12%台に転落。全8話の平均は12.9%だった。また、ドラマ内で相互コラボレーションを実施した内藤剛志主演の『警視庁・捜査一課長season3 ~ヒラから成り上がった最強の刑事!~』(同)の平均は僅差の全10話12.8%で4位にランクイン。