山崎賢人、東出昌大主演映画が「記録的大コケ」! 「環境ビデオ」「肉体美狙いすぎ」と酷評の嵐
山崎賢人主演の映画『羊と鋼の森』、東出昌大主演映画『OVER DRIVE』が、それぞれ記録的な大爆死を遂げた。山崎はブレーク当初、「主演すればヒットする」と法則のように語られていたものだが、直近では大コケも相次ぎ、業界人気も冷めつつあるようだ。一方の東出も、2016年の『デスノート Light up the NEW world』以来の映画主演となったが、同作の興収20億超えには、遠く及ばない結果となりそうだ。
6月8日公開の『羊と鋼の森』は、「第13回本屋大賞」を受賞した宮下奈都の同名小説が原作。将来の夢を持てなかった主人公が、高校でピアノ調律師に出会ったことで、同じ道を志す……というヒューマンドラマとなっている。
「全国320スクリーンという大規模公開だったにもかかわらず、国内映画ランキング(全国週末興行成績・興行通信社提供)で初登場6位。第2週は9位までランクダウンし、現状、興行収入も3億に届いていません。これはかなりの大コケと言ってもいいでしょう」(芸能ライター)
作品内容については、ネット上で「原作を忠実に再現しようとしている」という評価はあるものの、「台詞も少なく淡々と進むため、映画として面白いとは言えなかった」というレビューが目立つ。ほかにも「環境ビデオを見続けていたよう」「原作を知らないのでサッパリ展開が見えません」などと、酷評が続出しているのだ。
「ブレーク当初から『何を演じても同じ』と言われていた山崎ですが、本作でもその評価は変わらず。“今旬俳優”として売り出されていた時期であれば、それで問題なかったものの、さすがにここまで特に成長が見られないとなると、俳優としてのランクを下げる要因となりそうです」(同)
一方で東出主演の『OVER DRIVE』は、公道を使用する自動車競技「ラリー」を題材とした意欲作。共演は新田真剣佑で、先日は『第21回上海国際映画祭』でプレミア上映されたものの、国内では成績も話題も追いつかなかった。
「公開は6月1日で、全国303スクリーンでスタートするも、ランキングは初登場6位。翌週は8位になり、その翌週はトップ10圏外に終わりました。現時点での興収は3億円台で、公開規模を考えると、やはり大爆死に終わりそうです」(スポーツ紙記者)
ネット上では、肝心のラリーのシーンが「ダイジェスト映像なのはどうなの?」といった疑問の声が噴出。また、劇中で披露される東出と新田“肉体美”も、一部からは好評を博している一方、「女性ファン狙いなのが、あからさますぎる」「肉体美を見せたかったら別の題材でもよかった」「ファンしか楽しめない」と不快感が残ってしまった人もいるようだ。
山崎、東出は“人気俳優”と称されることも多いが、最新作では結果を残せず。次回作でのリベンジに期待したい。