嵐・二宮和也、「この組み合わせ最高」「いいコンビ!」とファン称賛の意外な“お相手”
6月16日放送の『嵐にしやがれ』(日本テレビ系)では、ゲストに美容家のIKKOが出演。波瀾万丈なIKKOの半生に、嵐が迫った。
冒頭で、進行役の二宮和也がIKKOに「今おいくつでしたっけ?」と聞くと、IKKOは「56歳」と返答。これに「人間界での56歳ということで」と返す二宮に、「なんですかー。すっからけっち〜〜」と、IKKOは独特の単語とハイテンションで咆哮したのだった。
美容師の母親を持ち、4人兄弟の長男として誕生したIKKO は、幼稚園の頃には自分は女性だと気付き、好きな人に抱かれたいと思っていたと発言。1970年代のJALの制服に憧れたことが、美の世界の扉を開くきっかけになったという。そんなIKKOに二宮が、「IKKOさんは死んだら(制服を)棺桶に絶対入れてほしいって」と言うと、「棺桶って言わないで〜。リアル〜」とハイテンションで返答。
その後、周囲から「オカマ」「気持ち悪い」と言われた学生時代は、記憶からなくしたかったと話すIKKO。二宮は「それを一言で言うと……」と聞くと、「蜃気楼〜。消えて〜」と、またしてもハイテンションで絶叫。二宮とIKKOの息の合った掛け合いに、スタジオは拍手と笑いに包まれた。
19歳で福岡から上京したIKKOは、「髪結處サワイイ」での修行を経て、27歳で美容師として独立。大手美容師事務所と契約して、3カ月後には雑誌の表紙を担当。30歳で「アトリエIKKO」を設立すると、多岐川裕美、余貴美子、萬田久子など女優からの指名が殺到し、34~35歳で月の売り上げが1000万円、弟子は15人になったという。
そして、15年前にテレビデビューしたIKKO。2007年に「どんだけ〜」が流行語大賞のトップテン入りを果たす。
「『ダウンタウンDX』(同)に出演して、浜田雅功に(話を)振られた時に、あ、どうしょう。やっぱりきたと思って。1~2秒ためらったんです。どうしょうかなと思って。それで『どんだけ〜』って言って。緊張して手が震えただけだったんです。そして、次の日から私の人生が変わったんです」
と、人差し指を左右に振るお決まりのポーズは、緊張からくるものだったことを告白。「どんだけ〜」も自分で考えたものではなく、新宿2丁目ではやっていたことを明かした。
以降、17年付き合った彼氏との別れや激太りなどさまざまな苦難を乗り越え、50歳から書道を始めたIKKO。二宮から「どんだけ〜って書ける?」とリクエストされたIKKOは、伸びのある文字をスラスラと執筆。IKKOが「どんだけ〜。私の人生」と叫びながら発表した書道に対し、嵐は「雰囲気ある」「いいね。いい」と絶賛していた。
ネット上では、二宮とIKKOのやりとりが「ニノとIKKOさん、いいコンビ!」「この組み合わせ最高すぎ~どんだけ~!」「IKKOさんの扱いが秀逸」などと評判を呼んでいた今回の放送。また別の機会でも、この掛け合いが見られることを期待したい。