「いちいち大袈裟でギャグ」『ブラックペアン』内野聖陽の決め台詞に視聴者困惑
6月17日夜10時から第9話が放送される、嵐・二宮和也主演の『ブラックペアン』(TBS系)。視聴率は初回13.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)、第2話12.4%、第3話12.1%、第4話13.1%、第5話13.4%、第6話13.0%、第7話13.0%、第8話16.6%と好調を維持している。
同ドラマは、天才的な手技を持つが、出世に興味のない東城大学医学部付属病院の外科医・渡海征司郎(二宮)が主人公。嫉妬渦巻く大学病院という巨大な組織に真っ向から立ち向かい、最新医療機器の導入をめぐるさまざまな不正や目論見を暴いていく。
第8話では、国産の手術支援ロボット・カエサルの治験が最終段階に入り、外科学会理事会でお披露目をすることに。すると、これまで治験の症例を集めてきた東城大を差し置いて、帝華大主導でお披露目の手術をしたいと言い出す西崎教授(市川猿之助)。そこで佐伯教授(内野聖陽)は、西崎が執刀医となることを条件に、東城大と帝華大の合同チームを誕生させた。
東城大からは渡海、高階(小泉孝太郎)、世良(竹内涼真)の3名が参加する予定だったが、手術当日になって西崎教授がチームメンバーを変更し、帝華大の医者のみで行うことに。しかし、急遽組まれたチームのために連携がうまくとれず、患者を危機的な状況に陥れてしまう。渡海たちが手術をサポートしようと駆けつけると、そこへ佐伯教授が登場。結局、佐伯教授が自身の腕前で手術を成功させ、外科学会理事会での評価を上げたのだった。
「佐伯教授の活躍を見た東城大の医局員たちは大盛り上がりし、部下の黒崎(橋本さとし)はお披露目会の会場で、『これが東城大だ! これこそが東城大が誇る佐伯教授のオペです!』と歓喜の雄叫びを上げました。佐伯教授も手術の終わりに『これが私だ。ブラックペアンだ』とドヤ顔で言っていましたが、視聴者はポカーン状態に。『なんだこの内輪ノリ……』『謎の盛り上がり』『感動の押し売り感半端ない』『いちいち大袈裟でギャグになってる』『唐突なタイトル回収で失笑した』『ブラックペアンだ(ドヤ)じゃねえよ』といった声が上がっていました」(芸能ライター)
第9話では、突如倒れてしまった佐伯教授の検査が行われ、心臓部に疾患があることが発覚。ところが、このオペを執刀できるのは、東城大では渡海しかいなかった。佐伯教授との確執がある渡海だが、「佐伯教授を助けたあとに“真の目的”を達成する」と世良に宣言し、手術を請け負うことに。
一方、佐伯教授は渡海の執刀を拒み、カエサルでの手術を提案する。しかし、これまで蓄積されてきたカエサルのデータは西崎教授に持ち去られたため、黒崎たち東城大のスタッフたちは暗中模索の日々を送ることになってしまうのだった。
「第9話の予告映像では手術室で黒崎が、『教授を助けて下さ~い!』と絶叫しているシーンが。ギャグのように大げさになっていく演出に、視聴者からは『黒崎先生がセカチュー(『世界の中心で、愛をさけぶ』)していて爆笑』『シリアスなのかふざけてるのかわからん』と戸惑う声が上がっています」(同)
果たして佐伯教授はどうなってしまうのか。最終回は目が離せない。