「今のシーンいる?」『正義のセ』何も起こらなかった謎の数分間に視聴者困惑
6月13日夜10時から最終回・第10話が放送される、吉高由里子主演の『正義のセ』(日本テレビ系)。視聴率は初回11.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)、第2話9.9%、第3話10.3%、第4話9.4%、第5話9.1%、第6話10.5%、第7話9.0%、第8話9.4%、第9話8.9%と安定している。
同ドラマの主人公・竹村凜々子(吉高)は、横浜地方検察庁港南支部で働く2年目の検事。不器用だが何ごとにも一生懸命な凜々子はさまざまな事件と向き合い、解決へ導こうと奮闘していく。港南支部には支部長の梅宮(寺脇康文)をはじめ、クールな先輩検事の大塚(三浦翔平)、徳永(塚地武雅)、そして凜々子とバディを組むことになった担当事務官の相原(安田顕)などが在籍している。
第9話では、凜々子が過去に担当した痴漢事件の真犯人が逮捕され、冤罪だったことが発覚する。さらに、凜々子が起訴した被疑者・村井直陽(東幹久)がマスコミに冤罪の苦しみを語ったことにより、凜々子はネットニュースで名前を晒されることに。
しかし、事件当時の村井が素直に容疑を認めていたこともあり、港南支部のメンバーたちは今回の騒動を不審に思っていた。そこで、凜々子と相原が調査をし直すと、村井が痴漢行為を行ったのは別の女性であることが判明。被害者のスカートからは村井のDNAが検出され、最終的に別の痴漢容疑で起訴することに成功した。
そんな中、元カレの優希(大野拓朗)から連絡があり、久々に2人で会うことに。別れを告げたのは優希の方だったが、ニュースで凜々子の名前を見て心配になったのだという。食事の席で凜々子から「問題は解決したよ」と伝えられ、優希はほっとした表情を見せる。そして、凜々子に「じゃあ、俺も安心してニューヨークに行けるな」と告げると、あっさりと去っていくのだった。
「第4話以来久々に登場した優希ですが、特にヨリを戻すとかは何もなく海外へ行ってしまったことにツッコミが続出。『この元カレなんで出てきたの?』『え、今のシーンいる?』『復縁するわけでもないし、意味のわからないシーン』『何にもなさすぎてポカーンとしてしまった』といった声が上がっています」(芸能ライター)
第10話で凜々子は、衆議院議員・中条良成(宅麻伸)の長男・秀成(落合モトキ)が犯した殺人事件を担当することになる。秀成は、被害者の入江(佐藤祐基)に絡まれて、身を守るために反撃して殺害してしまったと主張。その主張を裏付ける目撃情報があることや、以前に傷害事件を起こしていたという入江の逮捕歴からも、事件は秀成による正当防衛だと思われた。
ところが、捜査を進めていくうちに、入江の意外な素顔が明らかに。入江が働いていた料亭の店主は「真面目な青年だった」と証言し、入江の恋人・笑子(岡本玲)も「穏やかで人に暴力を振るう人間ではない」と訴える。凜々子は2人の話を受け、事件を一度洗い直す必要があると判断。しかし、その矢先に中条議員が港南支部へとやってくるのだった。
「予告映像では、相原と年の差カップルだと間違えられたと笑いながら語る凜々子の姿が。一方で大塚と凜々子が両想いのようなことを匂わせる描写が今までに登場しており、最終回では凜々子の恋の行方にも注目が集まります」(同)
果たしてどんな結末を迎えるのだろうか。最後まで目が離せない。