『○○な人の末路』波乱の第7話、どん底に落ちたKis-My-Ft2横尾渉の演技にファンも驚き!
Kis-My-Ft2、そして派生ユニット「舞祭組(ぶさいく)」のメンバーとしても活動する横尾渉、宮田俊哉、二階堂高嗣、千賀健永が主演を務めるドラマ『○○な人の末路』(日本テレビ系)。6月4日深夜には第7話「自分を探し続けた人の末路」の話が放送された。
第7話は、戸塚賢太(横尾)、真野葉一(宮田)、萩原利樹(二階堂)、和田竹雪(千賀)が喫茶店で偶然顔を合わしたところから始まる。小学校の同級生だった4人。久しぶりの再会だったにもかかわらず、賢太と竹雪は「会いたくなかった」と言い残し、すぐにその場を去る。そして、残った葉一と利樹も複雑な表情を浮かべるのだった……。
賢太は、結婚式プランで揉めて以来連絡が取れなかった婚約者・長尾千枝(小島藤子)から久しぶりに連絡があり、ようやく会うことに。千枝は賢太と連絡を取っていなかった間、自分を見つめ直す旅に出ていたという。千枝はなにかトラブルに見舞われると、自分探しの旅に出る癖があるのだ。仲直りをした賢太と千枝。しかし、賢太が仮想通貨で儲けた1億円が所得税として半分ほどなくなることがわかると、千枝の顔色が変わる。千枝にはまだ賢太に告げてない秘密があったのだ。
一方、売れない舞台俳優である竹雪は、「会いたくなかった」彼らとの喫茶店の再会を引きずり、芝居の稽古中もうわの空。演出家から怒られ、罰として稽古場の掃除を言い渡される。掃除中、竹雪は偶然昔の公演のチラシを手にするが、そこには竹雪が住む部屋の前住人だった女性の姿が。そして、自分と同じ舞台役者だった彼女が生前つづっていたブログを見つけ、芝居に対する彼女の思いを知った竹雪。アパートの立地や周辺環境のせいで命を落とし、役者への夢が絶たれた彼女のために、ある行動を起こすのだった。
第7話は、いよいよ4人の人生が過去の出来事と交錯し始めた。これまで仮想通過で1億円を儲けた賢太は、お金の魔力に魅せられ人が変わってしまった両親や千恵と険悪な関係になり、都会から田舎に引っ越した利樹は濃密な人間関係に面食らうなど、「予定調和」な物語だったが、今回から視聴者の予想を裏切る展開に。ほぼ一話完結だった前半に比べ、後半からはそれぞれの人生に過去や4人の親しい人などの要素が加わり、ストーリーも重層的になってきた。
また、ファンからは、終盤に「婚約者に裏切られ、失意と怒りに暮れる賢太」を演じた横尾についての反応が多く、「千枝や両親に対しての怒りや悲しさだけではなくきっと自分へのやりきれない思いも抱えた賢太のキレる演技がすごくて圧倒された。このドラマを見て横尾さんの演技力に驚いたなあ」「横尾さん、ほんといい表情するよね」「最後の怒ってお土産投げてコーン蹴る賢太くん……すごい迫力……そして泣き顔……本当に本当に横尾さんの演技たまらないです!! 魅力的!!」「賢太の涙が綺麗で儚くて自担の演技に惹きつけられた。たくさんの視聴者を惹きつけた横尾さんはすごい。圧巻」と、横尾の演技を見守り続けたファンは感動しているよう。
先の読めない展開で、4人の演技の幅も広がっている本作。来週も目が離せない。