「借金3億円」「電車賃カンパ」吉本興業、キンコン・西野の相次ぐ炎上に“専用窓口”設置
キングコング・西野亮廣が、6月4日付のブログで「3億円の借金」返済のための募金を呼びかけ、ネットで物議を醸している。過去にも幾度となく炎上騒動を起こしている西野だが、所属する吉本興業では“特別待遇”を受けているようだ。
「2016年に絵本『えんとつ町のプペル』(幻冬舎)を出版した西野ですが、自身の出身地・兵庫県川西市に『えんとつ町のプペル美術館』を作る運びになったとブログで報告。しかも『超体験型の美術館』を目指すといい、そのために3億円の借金が発生するそうです」(芸能記者)
この日、西野は同ブログを公開する前に、ライブ配信プラットフォーム「SHOWROOM」の帯番組『猫舌SHOWROOM』発表会にニューヨークから中継で参加。月曜日の「オーナー」を務める西野は、自身の番組で「借金3億円を返済するという企画」を考えていると話していた。そして、あらためてブログで説明を行った西野だが……。
「本人は、今年1月に突如店舗を閉鎖したレンタル振り袖会社『はれのひ』の被害者を対象とした『リベンジ成人式』を開催するなど、これまでに『仕事でいただいたお金は毎年全て他人に還元している』ため、『今現在まるで貯金がないのに、3億円の借金を抱えることになった』と、主張。その上で『キミはどうするつもりだ? このまま僕を見殺しにするのか? それとも、僕を助けるのか?』と問いかけ、『美術館の建設費の募金先』を記載した画像を公開したんです」(同)
西野は「もちろん強制ではない」としながらも、「誰から頼まれたわけでもないのに、命懸けで地方創生に飛び込んでいく37歳のオッサンをキミは無視できるのか?」「死ぬぞマジで! なんとかしろや!!」とも訴えている。5日時点で、3億円は「これから借りる」と追記しているが、ネットの反応は「また西野がおもしろいことしてる」と興味を示す者と、「明らかな炎上商法だろ」と不快感をあらわにする者に分かれている状況だ。
「西野は17年にも『五反田までの電車賃をカンパしてください!』という謎のクラウドファンディングを実施。しかし、支援のお返しに『いつか100億円あげます(たぶん)』という文言を設定していたため、同サービスの運営から“規約違反”を指摘され、結局返金する……といったこともありました」(芸能プロ関係者)
こうして西野がネットの注目を浴びる度、吉本にはマスコミ取材が殺到して毎回おおわらわになっているとか。
「それも含めて“炎上芸”ということなのか、本人はどこ吹く風。現場スタッフでは対応しきれないケースも多く、現在は幹部級のスタッフが西野絡みの問い合わせに応じているそうです。もともとは吉本のプロモーション部に担当者がいたものの、トラブルが続いたため、役員が西野の窓口を担当するようになったとか」(同)
それでも本人の燃料投下は止まらず、今回も大騒動に発展しようとしている。前回は返金で片付いたが、今回はどんなオチが待っているだろうか。