日テレ、有働由美子アナを『NEWS ZERO』に起用も「視聴率狙いが見え見え」と呆れ
元NHKアナウンサーの有働由美子が、10月から日本テレビ系のニュース番組『NEWS ZERO』でメインキャスターを務めることが発表された。根強い人気を誇る有働だが、ネット上には「もっと新しい世界に挑戦してほしかったな」「日テレは視聴率の取り方を間違えてない?」と疑問の声が上がっているようだ。
有働の就任にともない、現在同番組のメインキャスターを務めている村尾信尚は9月いっぱいで卒業。有働は「いただいた貴重な機会、村尾さんたちが築き上げてこられた『NEWS ZERO』の信頼を守るべく、できる努力を全て尽くしていきます」とコメントしている。
「有働はNHKを退社した際に、今後はジャーナリストとしてNHKの番組に参加したいと語っていました。スタジオではなく現場で真相を追及する有働に期待していたファンは多く、今回のメインキャスター就任を手放しでは喜べないようです。ネット上には『現場の最前線で動き回る姿を見たかっただけに残念』『メインキャスターに就任して、自分が本当に追いかけたい対象の取材ができるの?』『世にモノ言えるジャーナリストになると思ってたのに、既存番組のキャスター就任っていうのはガッカリ』といった声が相次ぎました」(芸能ライター)
一方、“番組の顔”を務めた村尾の卒業決定に、ネット上では早くも“村尾ロス”を危ぶむ声が。
「約12年間にわたりメインキャスターを務めた村尾は、元官僚という異色の経歴の持ち主。番組スタート時にはぎこちない進行に批判の声もありましたが、経験を活かした独自の視点でニュースに斬りこみ、評価を高めました。ファンから『村尾さんの降板が残念すぎる……』『仕事で疲れた体に、村尾さんの落ち着いたトーンがすごく合ってたのになぁ』『番組がここまで続いてるのは、村尾さんが真摯に取り組んだおかげだよね』と、惜別の声が上がるほどの人気ぶりです」(同)
突如発表されたメインキャスターの交代劇に、日本テレビに対する視聴者の不信感も浮き彫りになっている。
「元官僚や元NHKアナウンサーを起用するという、自社アナウンサーをないがしろにする日テレの姿勢に批判が集まっています。有働はNHK『あさイチ』で圧倒的な支持を得ていて、退社後の動向がニュースになるほど話題性が豊富。それゆえ、起用の動機が“視聴率狙い”とみえてしまい、ネット上では『日テレのあざとさがほんと嫌い。キャスティングの方法が好きじゃない』『視聴率稼ぎのための卒業&起用なら、日テレは最低だな』『有働さんのネームバリューじゃなく、ニュース番組としての魅力で視聴者を獲得しなよ』と指摘されていました」(同)
メインキャスターの交代という大きな転換点を迎える『NEWS ZERO』。10月以降も視聴者の関心を引き留められるか、有働の手腕にかかっている。