小出恵介、淫行騒動から1年……アミューズ退社までに「時間がかかりすぎた」理由とは?
昨年6月に不祥事を起こした小出恵介が、6月4日、所属のアミューズとの専属契約を終了した。アミューズ、また小出の代理人弁護士から、各メディアに送付された報告FAXによると、小出は引退せず、今後はフリーの俳優として活動していく考えがあるという。そんな中、業界内では、不祥事から1年たった今のタイミングでの契約終了について、“あるウワサ”がささやかれているようだ。
小出は昨年6月、未成年の少女との淫行・飲酒疑惑が「フライデー」(講談社)に報じられ、大騒動に発展。その直後には活動休止を発表、また撮影済みの作品については、代役での撮り直し、また損害賠償が発生したとも伝えられていた。
「騒動勃発後、小出の進退が不明のままだったため、世間だけでなくマスコミ関係者からも、『一体どうするつもり?』との声が噴出していました。TOKIO・山口達也が未成年への強制わいせつ事件を起こした際には、発覚からジャニーズ事務所との契約解除まではわずか数日間でしたし、小出のように“1年がかりでの契約解除”というのは、芸能界でも異例中の異例といえるでしょう」(芸能ライター)
なぜこのタイミングで、契約終了が発表されたのか。芸能プロ関係者は、アミューズの「株主総会」が関係しているのではないかと指摘する。
「例年、アミューズは6月に大規模な株主総会を行っており、今年も両国国技館で開催される予定。同社所属アーティストがライブを行うなど、芸能界では“名物行事”として広く知れ渡っているんです。ただ、当然、不祥事があれば株主からのその点を追求されるでしょうし、そのやりとりもニュースとなってしまうため、それを避けるべく、小出をこのタイミングで切ったのでは……と勘ぐってしまいます」
アミューズは6月での契約解除について、「関係各所への説明やお詫びに、めどがついたため」と説明し、株主総会との因果関係については否定。さらに芸能関係者も、1年がかりの契約終了劇について、こう見解を述べる。
「『カタがついた』ではなく、『めどがついた』と表現しているのは、代役を立てた作品がまだ公開されていないこと、また被害者への償いは今後も一生続いていくもの……という意味合いからでしょう。それに、本当に株主総会を意識しているなら、昨年末や3月末など、契約を打ち切るタイミングはいくらでもあった。当然株主からも、『なぜこの時期に?』といった質問は出ることでしょうが、発表以上の他意はないのでは」
小出はFAXで「いつの日か、一表現者として皆様の前に姿をお見せすることができればと思っております」と、今後の展望を語っている。果たして株主、そして世間は、このコメントをどう受け止めるのだろうか。