「もうコントだろ」『ブラックペアン』小泉孝太郎が“ネタキャラ化”でツッコミ続出
6月3日夜10時から第7話が放送される、嵐・二宮和也主演の『ブラックペアン』(TBS系)。視聴率は初回13.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)、第2話12.4%、第3話12.1%、第4話13.1%、第5話13.4%、第6話13.0%と好調を維持している。
同ドラマは、天才的な手技を持つが、出世に興味のない東城大学医学部付属病院の外科医・渡海征司郎(二宮)が主人公。己の手術技術を信じる渡海は、嫉妬渦巻く大学病院という巨大な組織に真っ向から立ち向かい、最新医療機器「スナイプ」の導入をめぐる、さまざまな不正や目論見を暴いていく。
第6話では、東城大に渡海の母・春江(倍賞美津子)が搬送されてくる。緊急手術によって腫瘍は取り除かれ危機を脱したものの、術後の検査で腫瘍がまだ残っていることが発覚。そこで、最先端の手術支援ロボット・カサエルを使って春江の再手術が行われることになった。
カエサルによる手術に絶対の自信を持つ高階だが、輸血のストックがあまりないまま手術をスタートしてしまう。そして、手術中のトラブルで春江が予想以上に出血し、案の定血液が足りない状態に。すると、その場に駆けつけた渡海が手術を引き継ぎ、高階は自分の血を採取して春江に輸血をするのだった。
「高階の無様すぎる失態に、視聴者から笑いが起こっていました。いつものように自信満々で手術をするも失敗して渡海に助けられ、さらに自分の血を抜く有様。血を抜きすぎた高階がフラフラと倒れそうになると、『ギャグにしか見えない』『もうコントだろ。めちゃめちゃ笑ったわ』『もはやツッコミありきのドラマになってる』『手術失敗から自分の血を抜く流れで爆笑した』といった声が続出しています」(芸能ライター)
第7話では、渡海が帝華大に引き抜かれ、東城大を去ることに。しかし、帝華大の外科教授・西崎(市川猿之助)が渡海を引き抜いた理由は、元帝華大の外科助手である高階ですらわからないでいた。
そんな中、カエサルを推進する厚労省の富沢(福澤朗)が、東城大に患者の治験を持ちかけてくる。その患者・山本祥子(相武紗季)は、カエサルの治験にうってつけの症例だというのだ。しかし、東城大の佐伯教授(内野聖陽)は、富沢の情報入手経路に疑問を抱き、バックに西崎教授の影を感じるのだった。
「第7話に出演する相武は出産後初のドラマ出演で、約1年ぶりに女優復帰を果たしたそうです。TBSの公式サイトでは『ドラマ特有の撮影の勢いに圧倒され、ついていくのに一生懸命でした』とコメントを発表。どんな演技をしてくれるのか注目が集まっています」(同)
最終回まで残り数話の『ブラックペアン』。更なる盛り上がりに期待したい。