『あなたには帰る家がある』より怖い不満! 言ってはいけない夫婦間の「ファイナルワード」
男性は、妻からの辛辣なファイナルワードに、かなり心を痛めているようです。一方で、日頃から溜め込んでいた怒りが爆発したことで、夫婦関係が悪くなってしまったと自覚している妻も。
「家では基本的に何もしない夫。『爪切りどこー?』『のど渇いたー』と日常的にこき使われて、ついに爆発。『私はお前の家政婦じゃねーんだよ!』とキレてしまった。夫の呆然とした顔は忘れられません。それからギクシャクした関係が続きましたけど、言えてスッキリしたので後悔はしてません」(27歳/専業主婦)
本来、最もラブラブで熱い時間を過ごす新婚旅行の時ですら、些細な“ファイナルワード”が最悪の展開を招くこともあります。
「新婚旅行でスペインに行った時の話。現地はものすごく暑くて喉が渇いていたのに、旦那は自分だけ水をごくごく飲んでいました。イラッとして『私にも水ちょうだい!』って言ったら、逆ギレ。最悪の新婚旅行になりました……。いまだになんで水ごときで、あんなにけんかになったのかわからない」(29歳/事務職)
キレやすい男性って、言葉尻や言い方に突っかかってくることもあるので、本当に難しいですよね。もちろん、ファイナルワードがきっかけで離婚を考えるのは、男性だけではありません。
「『家で何もしないね』と言った途端に、旦那は『オレだって大変なんだよ!』とキレだして大けんかになった。共働きなのに、意味がわからない……早く離婚したいです」(28歳/パート)
司法統計によると1985年には8位だった夫の離婚動機「妻からの精神的虐待」は、2014年には2位に急浮上したというデータもあります。「妻が怖い」「妻の暴言がつらい」と感じている男性は少なくないよう。とはいえ、怒りを我慢するだけじゃやっていけないし、甘やかして調子に乗られるのも腹立たしい。結婚したとはいえ、もともとは赤の他人ですから、つかず離れず、「親しき中にも礼儀あり」の精神を忘れないようにすべきかもしれません……と言うは易しですね。
(ジョージ山田/清談社)