「急にテイストが変わりすぎ」『Missデビル』菜々緒&木村佳乃の派手アクションに視聴者困惑
6月2日夜10時から第8話が放送される、菜々緒主演の『Missデビル 人事の悪魔・椿眞子』(日本テレビ系)。視聴率は初回9.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)、第2話8.1%、第3話8.8%、第4話6.8%、第5話7.2%、第6話9.3%、第7話7.8%となっている。
同ドラマは、「人事の悪魔」と呼ばれる型破りな人事コンサルタント・椿眞子(菜々緒)が主人公。老舗の損害保険会社「共亜火災」を舞台に、ハラスメントや社内恋愛のこじれ、職場の士気を下げる社員にいたるまで、どんな会社にも起こりうる問題を、大胆な手法で解決していくというストーリー。
第7話で博史(Sexy Zone・佐藤勝利)は、昨年設立されたばかりのCFDへ“研修”へ行くことに。CFDとは、顧客の利便性を高めることを目的に、リーダーの甘露路(袴田吉彦)をはじめとするエリートが集結している部署。しかし、そんなCFDには、社員たちが隠れて仕事をしている“残業アジト”があることが発覚する。
残業の証拠を握るため、アジトに乗り込んだ眞子と人事部長の千紘(木村佳乃)だったが、CFDの社員たちに捕らわれてしまう。甘露路は、“働き方改革”と称して残業をなくそうとしている会社に反発しており、意見が食い違う眞子と千紘を始末することに。しかし、反撃に出た眞子が次々にCFD社員を蹴り倒していき、ついには甘露路もノックアウトされるのだった。
「今回はアクションが多く、鉄パイプを持ったCFD社員と眞子が戦ったり、千紘も元なぎなた部の経験を生かしてCFD社員を打ちのめしたりしています。この様子に視聴者からは、『えーと、これはアクションドラマですか?』『急にテイストが変わりすぎて笑った』『展開が謎すぎる。CFD社員はただの犯罪者集団じゃないか』『なんでもありにもほどがあるでしょ。もう何が何だかわからない』といった声が上がりました」(芸能ライター)
第8話で博史は、社長の秘書として“研修”を行うよう命令される。しかし、研修に行く前に眞子から聞かされた「博史の父・修(鶴見辰吾)と大沢社長(船越英一郎)は面識がある」という話が気になり、仕事に集中できずにいた。そんな中、修とケンカして家出してきた妹の茜(関屋利歩)の面倒まで見ることになり、公私ともに気が休まらない状態に。
さらに、同期の真冬(白石聖)が会社を辞めると言い始める。父親が倒れて介護が必要になったという真冬だが、眞子は会社から逃げるために父親を利用しているのではないかと指摘。眞子に「会社を辞める権利はない」と言われてしまった真冬を、博史は慰めようとするのだった。
「徐々に登場人物の過去や闇の部分が明らかになっていますが、会社関係の人だけでなく、博史の両親にも秘密があるようです。残り少ない話数ですが、これからはますます見逃せない展開が続いていくでしょう」(同)
このまま最終回まで盛り上がりをキープできるのだろうか。次回も注目だ。