『モンテ・クリスト伯』稲森いずみへの“復讐”攻撃に「なんで?」「かわいそう」と同情の声
5月31日夜10時から第7話が放送される、ディーン・フジオカ主演の『モンテ・クリスト伯 ―華麗なる復讐―』(フジテレビ系)。視聴率は初回5.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)、第2話5.7%、第3話7.1%、第4話6.5%、第5話5.3%、第6話6.0%と推移している。
同ドラマの主人公は、小さな漁師町で漁業を営む柴門暖(ディーン)。交際相手・すみれ(山本美月)との結婚を間近に控える中、信頼していた南条(大倉忠義)と神楽(新井浩文)に裏切られ、無実の罪で異国の地に投獄されてしまう。その後、“モンテ・クリスト・真海”と名を改めて日本に帰国した柴門が、自分を陥れた人間たちに復讐していくというストーリー。
第6話では、安堂(葉山奨之)と神楽の妻・留美(稲森いずみ)を中心に物語が展開。好青年の安堂に惹かれた留美は、金づるにされているとは気づかず、体の関係を持ち続けていた。そして真海は頃合いを見計らい、安堂の正体は「留美が不倫の果てに捨てた赤ん坊だ」と明かすのだった。
だが留美は、自分の息子と関係を持ってしまったことにショックを受けるどころか、息子が生きていたという事実に大喜び。留美を苦しめることに失敗した真海は、さらなる計画を実行することに。
「安堂が、寺角(渋川清彦)という男と強盗計画を企てている」と、真海から聞かされた留美は、安堂を止めようと決意。しかし、犯行現場を覗き見していることが寺角にバレて、暴力を振るわれてしまう。すると、留美を助けようとした安堂が寺角を刺殺。パニックになる安堂に対し、留美は「寺角の遺体を埋めよう」と提案するのだった。
「ひたすら留美が不幸になる展開に、視聴者からは疑問の声が続出しています。真海が復讐するターゲットは幸男、神楽、入間(高橋克典)で、その家族たちはいわば巻き込まれる被害者。しかし今のところ幸男、神楽、入間はノーダメージで留美ばかりがつらい目に遭っているため、『留美さんがかわいそうでしかない』『なんで何もしてない留美さんだけがこんな被害に……』『留美さんが何をしたっていうんだよ』『早く本命の3人に復讐しろ』との声が上がりました」(芸能ライター)
第7話では、ついに幸男への復讐が行われることに。かつて幸男と関係のあった裏組織のダニー・ウォン(葉山ヒロ)とサム・ユンロン(ジョン・リ)が、幸男の家に押し入り、何も知らない妻のすみれと娘の明日花(鎌田英怜奈)がさらわれてしまう。
ダニーによると、過去に幸男も関わった“ショーン・リー(ジョー ナカムラ)事件”の目撃者が、香港警察と接触することになったという。目撃者は、ショーン夫婦の娘・エデルヴァ。ダニーたちが人身売買で彼女を売り飛ばしたところ、日本語を話す男が買い取ったという情報が入った。そこで、その男を幸男に探させるため、すみれと明日花を人質にとったのだ。
「やっと幸男に災難が降りかかる展開に、期待の声が続出しています。同ドラマはじわじわと相手を追い詰めていく復讐劇のため、スカッとするような展開は起こっていませんでした。そろそろ思いっきりターゲットを懲らしめると、視聴者も納得いくかもしれません」(同)
果たして幸男の運命は、どうなるのか。次回も目が離せない。