和田アキ子、『紅白』返り咲きに奇策!? ボイメン研究生とのコラボCD爆売れもファンは冷ややか
和田アキ子とBOYS AND MEN 研究生のコラボシングル「愛を頑張って」が、5月23日の発売初日で売上8万7,163枚を記録し、オリコンデイリーランキング2位を獲得した。大御所歌手と若手アイドルグループのコラボには、ネット上で「なぜこの組み合わせ?」などと不思議がる声が出ているものの、和田サイドにとっては“期待通り”の結果となったようだ。
「コラボのきっかけは、ボイメン研究生が和田の楽曲『古い日記』をカバーしたことに『こうやって若い世代に歌い継いでもらう事が本当に嬉しい』と和田本人が反応、これを受け、ボイメン側からオファーを働きかけたそうです。同じレコード会社所属ということで、話も通りやすかったのでしょう。ボイメンからすれば、和田や、彼女が所属する大手プロダクション・ホリプロとのパイプも築けるとあって、将来の活動につながると踏んだと予想されますが、しかし、より旨味を得られるのは、確実に和田サイドです」(芸能プロ関係者)
和田は今年、本業である歌手デビューから50周年を迎えているものの、順風満帆とはいい難い状態になっている。
「2000年代後半からは、シングルを発売しても、売り上げ枚数が1,000枚前後というケースが散見されるなど不振続き、さらに2016年で『NHK紅白歌合戦』の出場が途絶えてしまいました。NHKサイドは、数年も前から、和田の“リストラ”をもくろんでいて、この年にようやく実現したのです。一方、肩たたきされた和田は恨み節全開で、『今年は(紅白を)見たくない。スクランブルかけてほしい』と、ラジオ番組でNHKをバッシングする騒動も勃発しました」(週刊誌記者)
それでも、和田は『紅白』返り咲きを目指しているようだ。そこで、まずは売り上げを底上げするためなのか、直近ではカバー楽曲発表や他アーティストとのコラボを、次々と展開していた。 一方で、ボイメンファミリーは、新曲発売時、リリースイベントを頻発して、予約や売り上げを伸ばす手法で知られている。
「ボイメンとのコラボは、楽曲の方向性、ファン層に至るまで、まったく共通点が感じられない上、ボイメンファンからは『和田のオマケ扱いなのに、売り上げを伸ばすのはボイメン』『ただただ大物とのパイプを作る企画』といった、和田や企画自体への冷ややかな声も出ているんです。リリースイベントに和田が参加するのは、今月27日のラゾーナ川崎のみで、しかもスペシャルゲスト扱い。初日ランキング2位、売上8.7万枚は、ほぼボイメンの力といって差し支えないでしょう」(前出・関係者)
若手男性アイドル、しかも研究生にすがってまで、歌手としての返り咲きを狙う和田。この姿勢と結果は、果たしてNHKに届くのだろうか。