郵送可なのに……「Hey!Say!JUMP 夏タビ宮城」のガイドブックが、メルカリで高額売買!
5月23日、『宮城県×Hey!Say!JUMP 共同観光キャンペーン』として、Hey!Say!JUMPが宮城県のイメージキャラクターを務めることが発表された。特設サイト「Hey!Say!JUMP 夏タビ宮城」のPR動画では、伊野尾慧が猫島として知られる田代島(石巻市)を、高木雄也がキャニオニングが楽しめる川崎町(柴田郡)を紹介し、名所や遺跡だけではない宮城県の隠れた観光スポットを紹介。また、「Hey!Say!JUMP 夏タビ宮城」のオリジナルロゴ入リハンドタオルがもらえるスタンプラリーなど、実際に宮城県を訪れた人が楽しめるイベントも実施される。
翌24日には、JR仙台駅や県庁、各市町など県内外の121カ所で、「Hey!Say!JUMP 夏タビ宮城」のガイドブックの配布がスタート。県で外は、東京・池袋の「宮城ふるさとプラザ」と大阪・梅田の「宮城県大阪事務所」の2カ所のみだったが、池袋では午前11時の配布開始前から人が集まり始め、1人につき2部までという部数制限が付けられた。
また宮城県に本社を置く日刊紙「河北新報」によると、「県庁では受け付けが始まる午前9時に約50人が列を作り、1000人以上が受け取った」そうで、県内でもアクセスしやすい配布場所では部数制限があったようだ。ガイドブックは10ページでメンバーの写真も掲載されており、6月6日からはキャンペーンサイトで着払いでの郵送申し込みも受け付ける。
しかし、この「着払いでの郵送申し込み」は、24日付の河北新報にて紹介されたものの、宮城県観光課のホームページやキャンペーンサイトには記載なし(25日14時時点)。そのため県外在住のファンには情報が届かなかったのか、キャンペーンサイトの「(ガイドブックは)なくなり次第終了させていただきます」の注意書きに焦った人が多いのか、ネット上では「上乗せするので代行をお願いしたい」「誰か宮城らへんに住んでる人とかいませんか?」「自分のも手にいれてくれる人いないかなぁ」と、切実な意見が飛び交っていた。
そして、そんなファン心理を知ってか、 配布初日である24日にはフリマアプリ「メルカリ」で「Hey!Say!JUMP 夏タビ宮城」ガイドブックが多数出品された。1冊498円からさまざまな値段設定があり、2冊で2,000円、キャンペーンの新聞折り込みチラシ付きで1,555円というものも。その多くが「取引終了」と表示されるなど、売買が成立しているようである。
「河北新報」によると、10月以降には、秋冬向けの動画とガイドブックが製作されるのだとか。その際には、ファンが不要な“買い物”をしないよう、宮城県に情報の周知を徹底してもらいたいものだ。