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[ジャニーズ最新言行録]

Sexy Zone・マリウス葉が出した、「女子力とは?」の回答に「素晴らしいと」称賛集まる

2018/05/25 16:00
マリちゃんの言葉に、おばばうれしくて泣いちゃう……

 Sexy Zoneが週替わりでパーソナリティを務めるラジオ『Sexy ZoneのQrzone』(文化放送)で5月21~24日の放送を担当した菊池風磨&マリウス葉。23日の放送回では、“女子力”について言及したマリウスの考えを、多くの女性ファンが称賛している。

 リスナーから「男性から見た女子力とはなんですか?」という質問が届くと、「僕、女子力っていうワード自体が(あまり好きじゃない)」とマリウス。例を挙げればきりがないが、料理ができる・裁縫ができる・気がきく・身だしなみがきれい……といったことなどが“女子力”の代表と言われている一方で、マリウスは、最近はジェンダーレスの時代になってきているとして、「男性がメイクとか化粧水とか美容を意識するようになったから。男性も『女子力高いね』っていうのではなく、男性もこれが普通になってきた」と、もはや女性だけが必要とされている力ではないと考えていることを語った。

 そして「女子力って結局“美”を意識するってことじゃない?」とマリウスが回答すると、「じゃぁアレは? ご飯作るとか、(料理が)上手とか。洗濯ができるとか、掃除ができるとかは女子力じゃない?」と聞く菊池。するとマリウスは、「それは女子力だけど、でもそれは女性だけの役割でもない」とコメント。

 そして「それは、家にいる男性もする」と前置きしたうえで、マリウスの実家では外で働いていた母親に変わり、父親が料理をしたり家事をすることが多かったということを明かし、「だから、(僕の)お父さんが女子力高いっていうのも違う気がするけどね」と話していた。

 一方の菊池は“花嫁修業”を例に出し、「将来主婦として、お嫁に行ったときにできておくと男性はなんとなくうれしい」として「家事ができること」が女子力だとコメント。そして、マリウスの意見も取り入れ「(女子力とは)“美”と“家事”!」だと断言していたのだった。

 この話からわかることは、ドイツ育ちのマリウスには「日本では女性が家事をするのが当たり前」という習慣を疑問に思う節があり、しかし典型的な日本男児である菊池は「やっぱり家事は女性にしてほしい」との願望が少なからずあるということ。

 欧米では、男女関係なく“家事や育児は協力しあってするもの”という考えが浸透している一方、いまだそれらは女性の役割とされる日本。今回は、そんな古い考えに息苦しさを持つ女性を代弁したような回答だっただけに、「さすがマリウスだ。見た目に気を使うことや家事をやることは、女性にだけ求められるべきではない」「『女子力』というアホっぽい言葉を否定して『美意識』という美しい日本語を思い出させてくれるマリウス、素晴らしい」「女子力という言葉から、美の追求や家事は女の人だけの役割じゃないってサラッと言及できるマリウスすごい!」と、絶賛されていた。

 マリウスのような考えがもっと男性に共有されれば、日本はもっと幸せになるはずだ。

(華山いの/ライター)

最終更新:2018/05/25 16:00
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