『24時間テレビ』、梅沢富美男に「オファー蹴られた」!? 昨年以上に難航のマラソン事情
毎年恒例の大型特番『24時間テレビ 愛は地球を救う』(日本テレビ系)のスペシャルサポーターに、今年はウッチャンナンチャン・南原清隆が就任すると、5月22日放送の『ヒルナンデス!』(同)で発表された。同番組で南原は、数々のジャニーズ事務所所属タレントと共演しており、局内でも「ジャニーズとの相性が抜群」(日テレ関係者)と言われているだけに、順当なキャスティングと言えそうだが、今年の『24時間』はかつてないほどの“波乱含み”なのだという。
ウンナンは南原の『ヒルナンデス』だけでなく、同局の最高視聴率バラエティとなる『世界の果てまでイッテQ!』MCを内村光良が務めていることから、日テレからすれば完全な“VIP扱い”のようだ。
「本当のところ局サイドの希望では、南原だけでなく内村にも出演してもらいたかった。しかし、両者は関係こそ良好ですが、“方向性の違い”によって、よほどのことがない限り共演しません」(同)
かつてはウンナンの冠レギュラー番組は多数存在したが、現在はそれぞれがピンで番組を回すことが慣例化している。
「南原が本気でやりたいと思っているのは“コテコテのお笑い番組”。しかし一方の内村は映画とMCの2本柱を軸にしていきたいとあって、方向性が噛み合ってないんです。それで共演はほとんどなくなってしまい、両者がそろうのは、たまの特番くらいになってしまっている」(同)
さらに今年は、元TOKIO・山口達也の事件による影響が、制作にも少なからず出ているのだという。
「山口は1997年にマラソンランナーを務めるなど、番組への関わりや貢献も大きく、事件がなければ出演する可能性も十分ありました。しかし事件の影響で、出演はおろか過去映像もNG、さらに『山口を連想させてしまう』コーナーは、企画ごと消滅してしまったんです。ジャニーズ中心の番組ということで、これは仕方のないところですが」(同局プロデューサー)
そして思い起こせば昨年は、マラソンランナーが「いつまでたっても発表されない」ことで、別の意味でニュースになっていたが、今年もその選定は難航しているようだ。
「ブルゾンちえみからOKが出なければ、ランナー不在の放送になるところだった。今年も梅沢富美男ら、近年露出の目立つタレントにオファーは掛けているものの、現時点では全滅。果たしてどうなることやら」(同)
局内から早くも不安の声が出ている今年の『24時間テレビ』だが、放送までの3カ月で、どれだけ立て直すことができるだろうか。