ジャニーズJr.「Love-tune」阿部顕嵐、“退所疑惑”の中「ジャニーさんについていきたい」発言!
6月15日公開の映画『空飛ぶタイヤ』に出演している、ジャニーズJr.内ユニット「Love-tune」の阿部顕嵐。映画初出演にして、ジャニーズ事務所の大先輩であるTOKIO長瀬智也と共演をはたし、公開前より双方のファンの間で注目が集まっている。
池井戸潤の同名小説を実写化した同作は、トレーラーの脱輪事故をめぐる大手自動車メーカーの不正をテーマにした物語。長瀬は整備不良を疑われた運送会社「赤松運送」の社長・赤松徳郎を演じており、阿部は同社の自動車整備士・門田駿一役に抜てきされている。
そんな阿部は雑誌「QLAP!」(音楽と人)18年6月号にて、『空飛ぶタイヤ』について単独インタビューを受けている。インタビュアーが「顕嵐くんにとって大きな経験になりますね」と声をかけると、「はい。ソロ仕事は自分の成長につながるのでどんどんやりたいし、それをLove-tuneというグループを知ってもらう機会にもしたいので。映画で僕を知った人が“こういうグループもやってるんだ”って興味を持ってくれたらうれしいし、そうやって僕がグループを引っ張っていきたいという気持ちは大きいです」と、熱い思いを語っている。阿部にとって今回の仕事は、個人の俳優としてだけでなく、グループ活動に対する思いも隠されているようだ。
続けて、インタビュアーから「グループで横浜アリーナ単独公演も達成しましたし、その勢いでどんどん駆け上がりたいですよね」と問いかけられ、阿部は「自分たちの力を過信するわけじゃないけど、『今のオレたちはどのくらい大きい会場まで盛り上げられるんだろう?』みたいな話もメンバー内でしてて。単独はそのくらい大きな自信になりました。僕、いずれは街でおじいさんにも声をかけられるくらいLove-tuneを国民的グループにしたいんです。そのためにこれからも一人ひとりが力を高めて、それをグループに還元していけたらいいなって思っています」と、力強く宣言した。
阿部からはグループ活動への前向きな発言が多数飛び出していたが、近頃のLove-tuneは、グループ単位での目立った活動がないのが現状。3月に始まった動画サイト「YouTube」の「ジャニーズJr.チャンネル」にLove-tuneが参加しなかったことから始まり、先日はメンバーの森田美勇人がファッション雑誌「FINEBOYS」(日之出出版)のレギュラーモデルから、事前告知もないまま突如卒業していたことが明らかになった。そして、5月中旬に行われた『ザ少年倶楽部』(NHK BSプレミアム)の収録においても、Love-tuneが観覧客の前に姿を現さなかったため、「番組出演が減るのでは」と、ファンは危惧している。また、一部ネット上ではLove-tuneメンバーの“ジャニーズ事務所退所説”も流れており、「ジャニーズJr.チャンネル」『ザ少年倶楽部』の不参加などの事実が重なったため、今後の活動を不安視するファンがあとを絶たない。
そんな中、ファンの間では映像カルチャー誌「PICT UP」(ピクトアップ)18年6月号の阿部の発言が話題に。長瀬演じる赤松社長の話に絡めて、「僕の事務所の社長(ジャニー喜多川)さんとも重なるところがあって。もともとすごくいい人で、ついていきたいと思わせる人なんです。絶対的信頼があるので、門田のように疑われたらもちろんショックですけど、それくらいじゃ揺るがないと思います」と、ジャニー社長への尊敬の念を打ち明けているのだ。
前述の通り、Love-tuneの周辺では暗いニュースが続いている状況なだけに、こうした阿部の前向きなコメントにファンは「雑誌でジャニーさんへの思いを語っていたり、『Love-tuneを国民的グループにしたい』と話してるから、顕嵐くんは事務所辞めないで、これからもLove-tuneとして活動してくれると思う!」「顕嵐くんから『Love-tuneを国民的グループにしたい』っていう言葉が出てくるなんてびっくり。すごく頼もしい」「『少クラ』収録にLove-tuneが不在で最近不安になること多いけど、顕嵐ちゃんの言葉に救われた。Love-tuneは国民的グループになれるよ!」などと感激していた。
Love-tuneメンバーが定期的に出演していたバラエティ番組『真夜中のプリンス』(テレビ朝日系)、『ジャニーズJr.dex』(フジテレビ系)はともに今年3月に終了しているため、彼らの姿が見られる場所は極端に減っている。今後の活動が見えないため不安は尽きないが、「Love-tuneを国民的グループにしたい」という阿部の言葉を信じ、新しい発表があることを待ちたい。