「俺でもかけそうな脚本」『正義のセ』テンプレすぎる展開に呆れ声
5月23日夜10時から第7話が放送される、吉高由里子主演の『正義のセ』(日本テレビ系)。視聴率は初回11.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)、第2話9.9%、第3話10.3%、第4話9.4%、第5話9.1%、第6話10.5%と安定している。
同ドラマの主人公・竹村凜々子(吉高)は、横浜地方検察庁港南支部で働く2年目の検事。不器用だが何ごとにも一生懸命な凜々子はさまざまな事件と向き合い、解決へ導こうと奮闘していく。港南支部には支部長の梅宮(寺脇康文)をはじめ、クールな先輩検事の大塚(三浦翔平)、徳永(塚地武雅)、そして凜々子とバディを組むことになった担当事務官の相原(安田顕)などが在籍している。
第6話で凜々子は、オレオレ詐欺の事件を担当することに。被疑者の浅田謙人(岡山天音)は、「軽いアルバイト感覚でやってしまっただけで、詐欺に加担しているとは知らなかった」と主張。さらに、浅田を担当する弁護士として、凜々子の大学時代からの親友・美咲(倉科カナ)が現れ、浅田を釈放するよう要求してきた。
しかし、釈放を簡単に認めるわけにはいかない凜々子は、美咲と真っ向から対立することに。その後、凜々子は浅田がオレオレ詐欺の常習犯だった可能性があると気づいたものの、美咲には伝えることができずにいた。一方の美咲は、不審な動きをみせた浅田の友人を尾行するも、バレてピンチに陥ってしまう。すると、そこへやってきた凜々子と相原が美咲を助け出し、オレオレ詐欺事件も一件落着するのだった。
「これまでも展開が単調と言われていた同ドラマですが、今回は特に際立って単調だったと話題になっています。怪しい男を尾行していた美咲が、物音を立ててバレてしまう場面などには失笑する人が続出。『ベタすぎてハラハラもしない』『こんなにわかりやすいお約束展開は今どきなかなかない』『俺でもかけそうな脚本』『なんというかダサいドラマだね』『テンプレにもほどがある』といった声が上がりました」(芸能ライター)
第7話で凜々子は、園児が保育園で大ケガを負ったという事件を担当する。保育園側は、園庭の遊具から落下した不慮の事故であることを主張。しかし、園児の父・小峰雄一(近藤公園)はこの説明に納得がいかず、被害届を提出した。
しかし、調査を進めていくうちに保育園での虐待疑惑が浮上。そこで凜々子と相原は、保育園に行って園長・瀬川弥生(朝加真由美)から話を聞くことに。すると、保育園の言い分にも理があり、凜々子は頭を抱えることになるのだった。
「第7話では、いつもは冷静でローテンションの相原が子ども愛を爆発させるそうです。『もはやヤスケンだけを目当てに見てる』という声や、一方で『ヤスケンの無駄遣い』とも言われている同ドラマですが、次回は安田の熱演が拝めるのでファンも満足してくれるでしょう」(同)
ドラマは後半に差し掛かったが、特に大きな展開が起きない『正義のセ』。これから何か動きはあるのだろうか。