50セントのラップに合わせてノリノリで踊るジョン・トラボルタが最高にイケてる!
「ほぼクロ」だといわれている男色&植毛&若返り整形疑惑を華麗にスルーし、還暦を過ぎてもいまなおハリウッドスターとしてあがめられているジョン・トラボルタ。サイエントロジー信者としても有名だが、自閉症の息子を16歳で亡くすという不幸に見舞われていることから、世間は「教団に洗礼されてる」「利用されてる」と同情的。同性の恋人とウキウキでキスをする決定的瞬間をパパラッチされても、上記のような疑惑があっても、ジョンが「ハードコアな役が似合う俳優」「女性キラーの渋メン俳優」ともてはやされる理由はズバリ、魅惑的なダンサーだからだろう。
『サタデー・ナイト・フィーバー』(1977)、『グリース』(78)、『パルプ・フィクション』(94)で披露した男の色気でむせ返りそうなダンスシーンは、あまりにもセンセーショナルすぎて社会現象に。特殊メイクを施して女役を演じた『ヘアスプレー』(2007)では、水を得た魚のように生き生きとセクシーダンスを披露し、「コミカルな役も演じられるなんて!」と一気に好感度を上げた。
そんなジョンが、カンヌ映画祭に合わせて5月15日に開催された米誌「Variety」のシネマ・アイコン・アワードのパーティーで、ギャングスタラッパー・50セントのラップに合わせてご機嫌にダンス。その動画を50セントがTwitterで公開し、ネット上は「やっぱりジョン、最高!」と大盛り上がりしているのだ。
動画は、50セントが「Just A Lil Bit」をラップする横で、タキシード姿のジョがノリノリでダンスを踊っている姿を撮影したもので、会場の誰もがジョンに釘付け。
ちなみに50セントは、このパーティーの前にカンヌ映画祭で行われた、ジョンの主演新作映画『Gotti』のプレミアム上映会に出席。その時に撮影したジョンとのツーショット写真もTwitterに投稿しており、「彼の新作『Gotti』はヤバいから、みんな見ろよ」と勧めていた。
その後、投稿したこの動画には、「オレとジョン・トラボルタでパーティー中。誓うぜ、オレは彼のためだけにここまで来たんだ」という文章が添えられており、ネット上は「ジョンが即興で踊るフリースタイルダンスは、50セントのギャングスタラップと絶妙に合う」と大盛り上がり。テレビプロデューサーとしても大成功を収めている50セントだけに、彼が手がけるドラマにジョンが出演する可能性もあるのか? とファンをときめかせている。
フレンドリーな性格で知られるジョンは、ご自慢のダンスの出し惜しみはしない。14年の国際インド映画アカデミー賞では、女優プリヤンカー・チョープラーと息の合ったダンスを舞い、拍手喝采を浴びた。昨年のグラミー賞アフターパーティーでもレディ・ガガと2人で無表情でダンディーなダンスを踊り、その写真が大きな話題になったのだ。
今回のダンス動画にファンはうっとり、世間はほっこり。ジョンにとっては最高の新作映画宣伝になっただろう。