メリー副社長、娘ジュリーの経営手腕に“不満”!? 「ジャニーズ高齢化対策」の内情は
5月14日発売の「週刊現代」(講談社)が、ジャニーズ事務所の副社長・メリー喜多川氏と藤島ジュリー景子氏の母娘に不和が生じていることを伝えた。元TOKIO・山口達也の不祥事で世間に衝撃を与えたばかりのジャニーズだが、その内部では、一線を退いたはずのメリー氏が、経営を牛耳る娘のジュリー氏に“不満を漏らしている”と報じているのだ。
「ジャニーズは先日、山口が今年2月に女子高生への強制わいせつを行ったことが報じられ、本人やTOKIOメンバーによる会見を経て、今月6日にTOKIOからの脱退および事務所との契約解除を発表するといった騒動で注目を集めていました。そんななか『週刊現代』は、事務所を任されるようになっていたジュリー氏について、母親のメリー氏が『やっぱり私がやらないとダメね』とこぼしていたと伝えました」(同)
記事によると、メリー氏は当初から山口の「解雇」を口にしていたが、ジュリー氏は即断できずに一旦「無期限謹慎」にしたとか。ジャニーズは長年、社長のジャニー喜多川氏とメリー氏のツートップ体制だったが、近年はジュリー氏が権力を握って新体制を構築していると報じられていた。
「4月には関ジャニ∞・渋谷すばるがグループ脱退と事務所退社を発表するなど、ジャニーズはゴタゴタが続いている。それでメリー氏も心配になって、娘に口出ししたくなっているのでしょう」(同)
そうなると、メリー氏が再び“最前線”に出てくることになるのだろうか。
「ジュリー氏の経営は現状、あまりうまくいっていないように見えますが、彼女が現在、力を入れている改革は、ずばりジャニーズ事務所の“高齢化対策”。現在、事務所のトップアイドルとして君臨する嵐でさえ、メンバーは全員30代半ばとなっている。そんな嵐を含め、今は歌やダンスでやっていけている若手グループも、いずれ40、50と歳を重ねれば、活動の場が減っていくことは予想できます」(テレビ局関係者)
ジュリー氏は、その時にもやれる仕事があるよう、今のうちから準備を進めているという。
「具体的には、MCやキャスター業を定着させたいようです。これは歳を重ねたほうが言葉に深みも出ますし、若手が触れにくい部分にも切り込める。なので最近のジャニーズは、若いうちからキャスターに挑戦させつつ、ベテランにもMC仕事をこなしてもらい、局や番組との関係づくりにも励んでいる印象です」(同)
しかし、そんなジュリー氏の苦労も考えていなかったのか、せっかく『ZIP!』(日本テレビ系)の曜日パーソナリティーをさせてもらっていた山口は事務所最大級の不祥事を起こし、そのせいでメリー氏には「やっぱり私がやらないと……」などと言われる始末。ジュリー氏の計画が実を結ぶ日まで、果たしてジャニーズは存続しているのだろうか。