KAT-TUN・亀梨和也、「僕自身も僕に期待しながら」! 主演作『手紙』の決意告白
亀梨和也(KAT-TUN)が自身のラジオ番組で、先日主演を務めることが発表されたスペシャルドラマ『手紙』(テレビ東京系)について言及した。
人気ミステリー作家・東野圭吾の人気作である『手紙』(文藝春秋)。強盗殺人犯の兄を持つ青年が、葛藤しながら自分の人生を見つけていくストーリーが紡がれる作品だ。ドラマ化にあたってさらに現代性を取り入れた設定となり、亀梨は兄への思いと周囲からの厳しい視線に悩む主人公・武島直貴を演じる。
12日に放送された『KAT-TUN 亀梨和也のHANG OUT』(FM NACK5)では、“東野圭吾好き”というリスナーからドラマ化について「殺人犯の弟役という難しい役どころですが、亀梨さんらしく頑張ってください」「楽しみにしています」といったメッセージが届けられた。
ドラマに関するいくつかのメッセージを紹介した亀梨は、「発表の時に知ったんですけど、これで(ドラマ主演は)民放全局制覇。それだけ長いことやらせていただいているんだなと感じました」と感慨深そうにコメント。演出を務める深川栄洋氏ともすでに何度か会っていると明かし、「若い頃に抱えている部分、大人になって抱える部分、家族を持って抱える部分、そういった細かい部分を僕自身も向き合いながら演じていけたらいいなと思っています」と、複雑な役どころを演じるにあたっての思いを述べた。
亀梨以外のキャストは未発表であるものの、ラジオ放送の前日は、実はドラマのクランクイン日。亀梨は、すでに他キャストと顔合わせを済ませていることを告白し、「彼(主人公)が何かを動かすというよりは、周りの扱い方や、周りが彼をどういう目で見ているか、それを直貴が受け取るという役柄」と自身の立ち位置を分析。「その辺の複雑さや切なさ、難しさというものをしっかり演じ切りたいなと思います」と決意を表明した。
また、8月からはKAT-TUNの全国ライブツアーが始まるということもあり、「(ドラマ撮影を)やりながらツアーの準備をしなきゃいけない」と明るく述べた亀梨。「こういう作品の中で、いろいろスイッチの切り替えがきっと大変になるでしょうけど、僕自身も僕に期待しながらしっかりとまっとうしたいなと思っています」と活動を両立させる覚悟を語っていた。
『手紙』は放送時期、出演者ともに未定。亀梨がどういった主人公を見せてくれるのか、楽しみにしたい。
(福田マリ)