V6三宅健が“イチオシ”するJr.は、入所半年の21歳!? 「3回オーディションを受けた」人物とは?
V6三宅健がパーソナリティを務めるラジオ『三宅健のラヂオ』(BayFM)5月7日深夜放送回に、ジャニーズJr.谷村龍一、影山拓也、椿泰我、前田直樹が出演した。その中で苦労人の前田に対し、三宅が優しさを見せる場面があった。
今回の放送は、舞台『滝沢歌舞伎2018』の公演中、東京・新橋演舞場の三宅の楽屋にJr.を招いて収録したもの。三宅が4人に年齢を聞くと、谷村が19歳、影山と椿が20歳、前田が21歳と返答。さらにジャニーズ歴を聞くと、椿が9年半、谷村が9年、影山が8年、そして前田はなんと半年とのことだった。年齢は前田が1番年上だが、ジャニーズ歴はダントツで後輩という、ちょっと複雑な関係性のメンバーが集まったことがわかったのだった。
三宅はJr.それぞれの見せ場を説明したり、頑張りを褒めたりしつつも、半年前に入所した前田を特に気にかけている様子。緊張から口数が少ない前田に、三宅は「前田、すごいんだよね。オーディション受けたんでしょ、いっぱい」「前田はさ、いつ応募し始めたワケ? 事務所に」と積極的に質問を投げかけており、前田は中学2年生の時から3回事務所のオーディションを受け、20歳のときにようやく受かったと説明していた。そんな前田を「半年前に入って、『滝沢歌舞伎』に出ちゃってるんでしょ? 大抜てきじゃんね!」と盛り立てる三宅。前田が「リハーサルがもう、とにかく大変でした!」と言うと、影山も「ボクらだってめちゃめちゃ大変だったんですけど、それを半年の子がやるって、相当だと思います」と前田を気遣っていた。
すると三宅は、同舞台の座長である、タッキー&翼・滝沢秀明の主催で行われた食事会のエピソードを語りだす。なんでも、三宅がトイレに行くため2分ほど座を離れている間、前田は入所するまでのいきさつや、『滝沢歌舞伎2018』出演が決まるまでのことを話しながら泣いており、自席に戻ってきた三宅はその姿にかなり驚いたそう。しかし三宅は「目頭熱くなっちゃうんだよな。自分の入所するまでの想いを語るとな」と前田に優しく話しかけ、彼の頑張りと純粋さを気に入っているようだった。そして三宅は「良いよ、今日も語っても。手短にね。どういう経緯だったか教えてよ」と前田を促した。
そう言われた前田は、兵庫県に住みながらHey!Say!JUMP山田涼介に憧れ、「絶対にオレ、ジャニーズになりたい。これがオレの光だ」と決意し、高校を卒業して上京したと説明。そこで東京にいながら関西Jr.のオーディションを受け、ジャニー喜多川社長に「YOU結構いい歳だよ」と言われつつも東京で活動したい旨を伝え、希望が叶って『滝沢歌舞伎2018』への出演が決まったと話した。それを聞いた三宅は、「いや~、自分がJr.に入って半年で歌舞伎やれって言われたら、無理だな。ストレスでやられちゃうよな」「頑張りたいけどできない自分がいたりとかしてさ、その葛藤もあるわけじゃん。そう考えると、相当ちゃんとやってるよね」と感心。さらに「君が歌いながらちゃんと踊ってるの、見てるよ」と、前田に優しい言葉をかけていたのだった。
前田は最後、今後の目標について「自分の生き方をお芝居とか、表現を通して、そのままストレートに伝えられる“表現者”になりたいんで、今1番やりたいのは、ドラマとか舞台とかで活躍したいです」と演技への熱意を語った。さらに、自身の歌唱力に自信があるといい、「これから活躍していきたいです」と意気込んでいた。
ジャニーズ歴は浅いが、人一倍情熱的な前田。三宅も一目置く新星に期待したい。