ジャニーズ、元AKB、人気モデル登場も“会場ガラガラ”!? もの哀しさ漂った「芸能イベント4選」
日々、さまざまな場所で行われている芸能イベント。開催する側は、マスコミの取材を誘致するため躍起になっているものの、知名度の割に、思ったように記者たちが集まらない現場もあるという。今回は、芸能マスコミ関係者に、ここ最近、閑古鳥が鳴いていたという現場のいくつかを聞いた。
まずは、4月25日に行われた、ジャニーズのふぉ~ゆ~・辰巳雄大主演舞台『雲のむこう、約束の場所』ゲネプロイベント。同舞台には、ジャニーズJr.・高田翔、フェアリーズ・伊藤萌々香、浅野温子らも出演していたというが……。
「集まった記者は30~40人ほどで、普通の舞台のゲネプロにしては多い印象でしたが、ジャニーズタレントが2人出演している割には少なかったですね。ほかのジャニタレのイベントだと、50人以上来ることが多いので、見劣りする感じでした。また、当初は、フォトセッション後に、キャスト陣が一言挨拶をするだけの予定だったものの、記者たちから“記事にしづらい”といった声が上がり、PR側に交渉した結果、囲み取材が行われることに。キャスト陣がゲネプロ前に急な対応を求められるという“ひと騒動”が起こったことにより、現場の雰囲気が少々悪くなってしまいましたね」(演劇ライター)
同24日、昨年AKB48を卒業した渡辺麻友主演のミュージカル『アメリ』稽古場取材も、マスコミの集まりが悪かったという。
「この作品は、渡辺にとって、AKB卒業後では初の大仕事だったのですが、“卒業後初の公の場”というわけではなかったため、『新鮮味がない』という理由から、記者は演劇系の媒体を中心に30人ほどしか集まらず。AKBでトップクラスの人気を誇った渡辺ですが、キー局全社が訪れるということはなかったですね」(同)
河北麻友子、トリンドル玲奈、玉城ティナといった女性ファッション誌「ViVi」(講談社)のモデルがそろった、同23日開催のイベント『ViVi Night』には、記者が20~30人ほどしか訪れなかったそうだ。
「例えばこのイベントを最後に、モデルの誰かが卒業するといった“目玉”があれば、記者をもっと集められたかもしれません。かつて同誌に、マギーが在籍していた頃は、囲み取材が行われるとなると、40~50人ほど記者が来ていただけに、当時と比較すると、やや寂しい感じがしますね」(ワイドショー関係者)
ほかにも、4月26日に行われた元TOKIO・山口達也の単独謝罪会見とかぶった影響から、マスコミの集客で泣きを見たイベントがあったという。
「吉田羊、大久保佳代子が登壇した映画『ラブ×ドック』の試写会です。山口の会見日に重なった影響がもろに出てしまったようで、用意された記者席の2列目はガラガラでしたね」(映画ライター)
マスコミを集められなかったのは、タレント自身の人気が凋落した影響なのか、単なる不運なのか――どちらにせよ、関係者にとっては苦いイベントとなったに違いない。