「ただの実況アナウンサー」『ブラックペアン』加藤綾子が演技をしていないと話題
5月13日夜10時から第4話が放送される、嵐・二宮和也主演の『ブラックペアン』(TBS系)。視聴率は初回13.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)、第2話12.4%、第3話12.1%と好調を維持している。
同ドラマは、天才的な手技を持つが、出世に興味のない東城大学医学部付属病院の外科医・渡海征司郎(二宮)が主人公。己の技術を信じる渡海は、嫉妬渦巻く大学病院という巨大な組織に真っ向から立ち向かい、最新医療機器「スナイプ」導入をめぐるさまざまな不正や、隠された過去を暴いていく。
第3話では、東城大に心臓に疾患を持つ2人の患者がやってくる。そのうちの1人である田村隼人(髙地優吾)を渡海が、もう1人の楠木秀雄(田崎真也)を佐伯教授(内野聖陽)が手術することになった。渡海の手術では「スナイプ」が使用されることになり、これ東城大に持ち込んだ高階(小泉孝太郎)にとっては貴重な手術症例を得るチャンスとなる。
渡海の手術を見るために治験コーディネーター・木下香織(加藤綾子)も東城大を訪れ、注目が集まる中で手術は決行されることに。しかし、手術が順調に進んでいる中、病室にいる楠木の容態が急変。佐伯教授は院内に不在で、楠木を助けられるのは手術中の渡海のみという状況で、現場は騒然。結局、渡海が2人の手術をほぼ同時にこなし、見事に救ってみせるのだった。
「渡海の手術を木下はモニター越しに閲覧し、隣に座っている医者に手術の様子を解説していました。木下の説明口調のような台詞回しに、視聴者からは『手術の実況しているアナウンサーにしか見えない』『ただの実況アナウンサーじゃん』『カトパン演技しろよ』『普通に実況解説』とツッコミが続出しました」(芸能ライター)
第4話では、スナイプ手術の成功を受けた東城大は、これを導入する方針を固める。一方の高階は、スナイプに関する論文作成を進めるが、論文の最後に記す、研究の最高責任者の名前を、佐伯教授にするか西崎教授(市川猿之助)にするかで悩んでいた。
そんな中、高階は帝華大時代に担当していた僧帽弁閉鎖不全の患者を東城大に転院させる。血液が固まりにくい症状のため、出血を伴う通常の手術は不可能ということもあり、高階は佐伯教授にスナイプ手術の実施を懇願。すると、佐伯教授は渡海を執刀医に指名するが、あろうことか渡海は指名を断るのだった。
「第4話では、渡海と佐伯教授が激突するようです。佐伯教授は歯向かった渡海に対して、今後の手術に一切関わらないよう言い渡し、渡海はピンチに陥ります。しかし佐伯教授が渡海の手術の腕を買っているのも事実で、話は二転三転していくかもしれません」(同)
果たして渡海が佐伯教授に反発する理由とは一体何なのか。次回も目が離せない。