デビュー組おなじみの『少クラ』のあばけコーナーに、とうとうKing&Princeが登場!
若手ジャニーズアイドルのパフォーマンスが楽しめる『ザ少年倶楽部』(NHK BSプレミアム)。5月4日の放送では、HiHi Jetsや東京B少年をメインに“笑顔”というテーマで放送された。中でも見どころとなったのは、CDデビューを控えた「King&Princeをあばけ」のコーナーだろう。
少クラでは初披露となったデビュー曲の「シンデレラガール」。VTRを使ったメンバー紹介の仕方は、まるでデビューコンサートかのようなつくりになっていた。そんな中で行われた企画「King&Princeをあばけ」は、お題に沿ってメンバーが普段言えないことを暴露するというコーナー。マイクは声が変えてあり、6人がそれぞれ背を向けて座るので、誰が話しているのか分からないのもポイントだ。
一つ目のお題は「ぶっちゃけメンバーの中で自分が一番イケメンだと思う」というもの。「あばけ」のコーナーでは、自分のことを話してもいいが、誰が話しているかわからないというシステムを逆手にとり、“ほかのメンバーになりすましてトークをする”というのもアリ。そんな中で、「岩橋(玄樹)で~す」となりすまして最初に手を挙げたのが平野紫耀。
そして次に手を挙げたのは永瀬廉。「僕、岸(優太)なんですけど」と、こちらも他のメンバーになりすましてトークを始めたのだが、その後に続いた言葉は「一番かっこいいのはボクって言いたいんですけど、やっぱ永瀬くんじゃないですか? 彼はシンプルに顔のつくりがいい!」と、まさかの自分推し。そんな永瀬に扮したのが高橋海人。「オレ永瀬なんすけど、やっぱオレやと思います。なんたって“顔面国宝”やし」と、メンバーの性格をよくわかっている高橋のコメントに会場からも大きな笑いが起こっていた。
続くテーマは「○○に言いたいことがある!」。ここでも会場を味方につけたのは高橋。本気で主張したいらしく、自分の名前を明かしたうえで永瀬に物申した。その内容はというと、「年下扱いするんじゃねぇ!」という不満。なんでも、「僕が話をすると、フッフッと鼻で笑う。それに対して永瀬くんはどう思ってるんですかね?」と相当お怒りのようだ。ただ、「永瀬くんはどう思ってるんですか?」とコーナー司会のA.B.C-Z河合郁人に指名されたのは平野。「そうですね~」と語りだすと、間髪入れずに永瀬本人が「オイ! 誰やお前!」と強めの関西弁でツッコミを入れ、河合から「怖いから!」となだめられていたのだった。
このMr.KINGのやりとりにファンは「Mr.KINGじゃーん。三兄弟じゃーん。泣いた」「めちゃくちゃ面白い。高橋海人と永瀬廉のやり取りはホント爆笑する~。最後の『おい、誰やお前』、関西弁でそのマイクの声だと余計笑えるわ」と大満足だった様子。
これまで「あばけ」のコーナーは、KAT-TUNやKis-My-Ft2、ジャニーズWESTらNEWS以降のデビュー組のほとんどが通ってきた、いわばデビュー組の登竜門といったコーナーだ。その中で、今でも「面白かった」と語り継がれているグループもあれば、「そういえばやってたね……」と半ば忘れられているグループまで。King&Princeのこのコーナーも、デビュー何年か後にはお宝映像になるに違いない。
(吉本あや)