「下品にもほどがある」「不愉快!」食べ物で批判噴出、“マナー違反”のテレビ番組
テレビ番組に食べ物は欠かせない存在だ。出演者の食事シーンや“食リポ”が内容のほとんどを占める番組もあるほど鉄板コンテンツとなっているが、一歩間違えると視聴者からひんしゅくを買ってしまうことも少なくない。
4月17日に放送された『マツコの知らない世界』(TBS系)では、8年間水すら飲まずに果実だけを食べて生活する男性が登場。男性による“春にオススメのフルーツ”やフルーツの保存法が紹介されたが、その中で視聴者が眉をひそめるシーンがあったという。
「『スーパーでの失敗しない選び方』として、フルーツ選別法がいくつか紹介された中、男性はアボカドの見極め方として“ヘタ”の部分を指で押してみるという方法を推奨。確かに見た目だけでは良し悪しを判断できませんが、本体を傷めてしまいかねない方法にネット上は紛糾し、『商品として並んでるものを押して確かめるなんてアウトでしょ』『他人が押した商品なんて買いたくない』『マナー違反でしょ』『押すだけで買わなかったら何人も指で押すってことでしょ?』といった声が並びました」(芸能ライター)
3月いっぱいで終了となった『めちゃ×2イケてるッ!』(フジテレビ系)も、食べ物を扱った企画で炎上した過去がある。
「問題のシーンが流れたのは、2016年6月放送の『オ・サール高校創立6ヶ月記念 初めての修学旅行』。ナインティナイン・岡村隆史らサル顔のタレントによる、“サル力の高さ”を競う企画でした。レストランのランチビュッフェに訪れた面々が、手づかみで料理を食べる、ドレッシングの瓶に口をつけるなどやりたい放題に暴れ回り、当然のように『食べ物で遊ぶなよ』『見ていてほんと不愉快』『この行動はないわ』と非難の声が噴出する事態となったのです」(同)
3月6日に放送された『月曜から夜ふかし』(日本テレビ系)では、パンを滑り台で滑らせて視聴者の怒りを買うことに。
「『滑るパングランプリ』と銘打たれた企画で、公園にある滑り台を使ってカレーパン・ベーコンエピ・クロワッサンの“滑りやすさ”対決を実施。番組で遊ぶためだけに食べ物が粗末に扱われたため、ネットで叩かれることに。『パンが滑ると、なんか意味あるの?』『スタッフは、ちゃんとこのあと食べたんだろうな。まさか遊んで終わり?』『担当したディレクターは下品にもほどがある。ほんと最低』とメッタ斬り状態となりました」(同)
“食べ物を粗末に扱わない”ということは、子どものしつけレベルの話であり、こうした企画が炎上するのは当然かもしれない。視聴者の声が作りてに届くことを期待したい。