嵐・二宮和也、女子アナとの“真剣交際続行”を「女性セブン」が歓迎ムードで報じる理由
そんなジャニーズは、タレントの結婚・交際以外にも異変が。渋谷すばるが関ジャニ∞を脱退し、年内でジャニーズ事務所を辞めることが明らかになったが、その“退所”会見が堂々と行われたことだ。しかも会場は高級ホテルで、会見にはメンバーたちも出席してという異例づくし。過去において事務所を辞めるジャニーズタレントが、ここまで事務所に厚遇されたことは、はっきり言って、ない。それどころか辞めたタレントに対し、ジャニーズは非道だった。
SMAP脱退で事務所を去った森且行は長い間その存在自体を“なかった”ことにされていたし、喫煙や飲酒などの不祥事で去った数多くのジュニアや元KAT-TUNの赤西仁、田中聖、田口淳之介も会見を開いてもらえるどころか、“追い出された”という言葉がぴったりの追放劇が繰り広げられた。さらにジャニーズ事務所を辞めた途端、彼らに待ち受けていたのはマスコミによるネガティブ報道だった。しかし渋谷の場合は違った。事務所が会見を開いたということもあったのだろうが、かなり好感度が高く好意的に扱われたのだ。
まあ、関ジャニ∞だし、渋谷だしっていうのもあったのかもしれないが、SMAP独立問題で批判を浴びたことの影響もあったかも。
そして女性週刊誌は――と思ったが、「女性自身」「週女」ともにこのネタを扱ってはいるものの、情報はグループ脱退まで。締め切りの関係上、会見で明らかになった“ジャニーズ事務所を退所”までは知らなかったらしい。2誌とも渋谷がグループを脱退することは書いているが、事務所退所については触れていなかった。そして2誌ともに強調していたのがメンバーたちの友情と絆だ。
「活動の仕方が変化したとしても、メンバーの絆は変わらずに続いていく――。」(週女)
「メンバーたちの“永遠の友情”は、何があっても絶対に変わることはない――。」(自身)
そのトーンが今後どう変化するのか、しばらく様子を見たい。
「自身」はこれまでも、妙に宇多田ヒカルのネタに力を入れてきた。4年前には、前夫との交際をロンドンまで追っかけて取材し、イタリアで行われた結婚式も現地のマスコミ関係者のコメントや、結婚式が行われた教会の写真までを掲載していた。そして今回の離婚でも、前夫がフェラーリを所有していることなど、妙に詳しい。しかし、なぜ「自身」がここまで宇多田ネタに肩入れするのか――現在でも不明だ。