「姉御中の姉御!」ジャネット・ジャクソン、パニクった女性ラッパーを救出しネット大絶賛
女性ラッパー界の姉御的存在として知られ、国民的トーク番組『The Talk』の共同司会者にも抜擢されたイヴ(39)が、若い頃に出席したパーティーで飲み物にドラッグを入れられパニックを起こしたことを告白。怖くて大号泣する彼女を落ち着かせてくれたのは、当時まったく面識のなかったジャネット・ジャクソン(51)だったと明かしたため、「ジャネット、かっこいい!」と称賛する声が上がっている。
イヴは、スタイリッシュで男に媚びないかっこいい女性ラッパーとして2000年代初めに人気を博した。人気絶頂だった05年に、恋人だったプロデューサー、スティーヴ・Jとのセックステープがネット上に流出して大きなダメージを受けたが、時間をかけて真っ向から戦い、乗り越えた。私生活では、14年にファッション・デザイナーで自動車公道ラリー「ガムボール3000」のCEO、マキシミリオン・クーパーと結婚してからは「異人種夫婦の代表格」として注目を集めてきた。ラッパーを目指す若い女子のメンター的存在でもある彼女は、昨年11月、複数の女性セレブが共同で司会を務める国民的トーク番組『The Talk』の新レギュラー司会者に抜擢された。
その彼女が、現地時間9日に放送された同番組で、若い頃に出席したアワードショーのアフターパーティーで、飲み物にドラッグを入れられたと激白。「盛られた」とパニックになる彼女を、ジャネット・ジャクソンが落ち着かせたことを明かしたのだ。
「ずっと昔の話だけど、とあるアワードショーのアフターパーティーに行ったわけね。知ってる人がたくさんいて、業界で一緒に働いている人ばかりだった。だから飲んでいたグラスを置いて会場を動き回って、知っている人のところへ行って話して、またグラスを取りに戻って飲んで……なんてやってたのね」と、語りだしたイヴ。
「グラスを取りに戻ってそれを飲んでから、1時間くらいたった時かな。なんかクレージーな感覚になってきたのよ。酔っ払ってるのとは確実に違う感覚。自分はここにいるのにいないような妙な感覚で、一緒にいた人の肩を叩いて『ちょっと、何かがおかしいんだけど』って伝えたの。『酔ってるだけだろ?』って言われたけど、『違うんだって!』って。私、怖くて号泣し始めちゃって。これはやばいって、みんなに知られないように、誰かが個室にそっと連れていったのね」「私、もう泣きっぱなしで、『何かおかしい、何かが変なのよ!』って訴えていたのね。パニックになっちゃって」と、飲み物に薬を入れられたショックと、どんな薬を入れられたのかわからない恐怖で大号泣したことを明かした。
「パニクって泣きまくってたら、後ろからとてもソフトな柔らかい声が聞こえたの。『大丈夫、大丈夫よ。私に任せてちょうだい』って。鼻水も出てマジでぐじゃぐじゃにガン泣きしている状態だったんだけど、誰?って後ろを向いたの。そしたら! なんと、ジャネット・ジャクソンだったのよ」とイヴがドヤ顔で語ると、ほかの司会者は「ワオ〜」と驚きの声を上げた。
「ジャネットは、『私に任せてちょうだい。大丈夫。リラックスして。落ち着いて』って言ってくれて。泣いてる時の私ってマジでブサイクだし、鼻水拭いながら『こんな形でお会いしたくなかったですぅ』って、また泣いちゃった。それがジャネットとの初対面だったわけ」と微笑みながら当時を回想した。