フジ『グッディ!』、オフィス北野の“社員ねつ造”疑惑で「またフジか」と呆れた声
4月5日の情報番組『直撃LIVE グッディ!』(フジテレビ系)が、ビートたけしの事務所独立騒動を取り上げる中で「独自 オフィス北野現役社員語った」というインタビューVTRを放送。ところが、オフィス北野の森昌行社長の指摘で“偽社員”だったことがわかり、ネット上にはフジへの批判が相次いでいる。
「たけしのオフィス北野退社をめぐっては、4月1日にたけし軍団が事務所を批判する内容の声明を発表したのに対し、森社長も反論を行うなど、泥沼化しつつあった。そんな中、『グッディ!』は3日に『オフィス北野現役社員』を名乗る男性に接触し、インタビュー映像をオンエアしていたのです」(マスコミ関係者)
男性の顔にはボカシが入れられていたが、森社長のことを「オヤジ」と呼ぶなどしてインタビューに対応。たけし軍団が訴えていた“赤字問題”についても「オヤジがやっていて赤字のわけないじゃん」と、コメントしていた。
「しかし、VTRを見た森社長は6日発売の『スポーツニッポン』の取材に『本物の社員でないことを確認した』と、断言。『これは“ねつ造”じゃないですか。公共の電波を使ってありえない』と、番組への怒りもにじませています」(同)
ネット上にも「また誤報かよ」「報道番組で相手の素性を確認せず、そのまま放送するなんて有り得るの?」「こんないい加減なことをする番組、やめてしまえ!」といったバッシングが飛び交っているが、「またフジか……」と呆れた声も。
「というのも、フジにはいろいろな“前科”があるから。今回の『グッディ!』のように確認を怠っていたものとしては、昨年6月の『ノンストップ!』で人気の氷菓『ガリガリ君』(赤城乳業)の“実在しないフレーバー”を紹介し、翌日謝罪。また、同4月の『映っちゃった映像GP』では鳥取城跡の“心霊現象のウワサ”を取り上げるも、鳥取県知事から事実誤認を指摘され、6月に番組公式サイトで誤りを認めて謝罪しました」(同)
さらに2016年3月には、『めざましテレビ』がゲームイベントの取材でソニーのSIEワールドワイド・スタジオのプレジデント・吉田修平氏を一般人と間違えて「50代男性」としてインタビュー。このことは、海外のネットユーザーの間からも嘲笑を浴びた。
「先日の『とんねるずのみなさんのおかげでした』最終回では、とんねるずから『フジテレビを おちょくるなよ』というメッセージが贈られていましたが、さすがに擁護しきれないのでは?」(芸能ライター)
『グッディ!』は、今回の件をどのように釈明するだろうか。