ジャニーズJr.が退所&脱退を異例報告! ファンから「聞けてよかった」と“感謝の声”上がるワケ
5月23日にシングル「シンデレラガール」でメジャーデビューを果たす、King&Prince。これまでジャニーズJr.の中で絶大な人気を誇っていた6人組が、いよいよトップスターへの道を歩んでいくことになる。ジャニーズアイドルとしての新しいスタートを切ったメンバーがいる一方、ジャニーズ事務所を退所し、新たな道に進んだメンバーも。そんな彼らの“報告”が、ファンに驚きを与えている。
通常、Jr.の退所は公式発表されることはなく、メンバーがひっそりと個人でSNSを始めたり、ジャニーズとは別の事務所で音楽活動をしているのが明らかになったりすることで、ファンが退所を知る、といった例がほとんどである。SNSを始めた場合、メンバー自ら「退所しました」とコメントすることも珍しかったのだが、昨年10月に退所した増田良は、自身のインスタグラムで「長く悩んだ末にジャニーズJr.を辞めました。ファンの皆様の期待に応えられず申し訳ありません」と退所を報告。さらに、「ゲーム系の会社」に就職することも発表されていた。ファンからは悲しみの声もあったが、「第二の人生も応援してるよ!」など、前向きなコメントが多数寄せられていた。
また4月1日には、『Rの法則』(NHK Eテレ)などに出演していた石田直也がTwitterにて退所を発表。「3/31でジャニーズ事務所退所致しました。ジャニーズJr.でトランピーとして活動してきて得られたことは人生の宝物です」などと、ファンへの感謝をつづっている。続けて4日には、Jr.内ユニット「天才Genius」に所属していた村木亮太が、Twitterにて「元ジャニーズjrの村木亮太と申します 約6年応援してくださりありがとうございました」と退所を発表している。
このように、メンバー自ら「退所した」と発信する例は珍しかったため、ファンからはさまざまな反応が上がっている。しかし、おおむね「辞めちゃったのは悲しいけど、こうやって報告してもらえるのはありがたいし、これからも応援したいと思える」「今まで本当にありがとう。大好きだったので正直ものすごく悲しいです。これからも大好きです、応援してます。報告してくれてありがとう!」「SNSを通してではあるけど、きちんと報告が聞けて良かったです! 本当にお疲れ様でした!」といったように、退所を報告し、しっかりと“区切り”をつけてくれた彼らに感謝しているようだ。
また、Jr.内ユニット「宇宙Six」に所属していた林翔太は、3月31日に「ジャニーズジュニア情報局」内にてグループ脱退を報告。同サイトには林からファンに宛てた感謝のメッセージが掲載されており、「『お芝居』に真剣に向き合いたい」との思いから脱退を選んだともつづられている。林のように、Jr.ユニットからの脱退を公式に発表するのも非常に稀な例で、以前「Travis Japan」と「Love-tune」を兼任していた森田美勇人と阿部顕嵐は、公な発表がないまま、現在はLove-tune専任となっている。Jr.の場合は森田・阿部のような例が一般的だったが、今後は林のように“公式発表”をするメンバーが増えてくるかもしれない。
何らかの事情があったのか、これまで退所や脱退を公にしてこなかったジャニーズJr.たち。ファンはモヤモヤさせられることが多かったが、このような報告があると、彼らの新たなスタートをスッキリとした気持ちで応援していけそうだ。